北アルプス ランプの山小屋 船窪小屋

船窪小屋について

船窪小屋について

オーナー挨拶

船窪小屋には電気がありません。明かりはランプ、暖房は囲炉裏でとっています。冷蔵庫もありません。野菜はすべて岩室に保存してあります。私共は朝、茜に染まる空とともに起き、星の輝く夜までお客様のお世話をさせてもらっています。
妻寿子7?歳、料理と掃除担当です。自慢とするところは体が丈夫ということと、労をいとわずよく動くこと、料理が好きなことです。夫宗洋80歳、道普請と大工仕事(18歳で棟梁の父に弟子入りしたが途中でやめたので大八さんと呼ぶ)を担当しております。
北葛乗越~不動岳の頭、針ノ木谷出合、七倉尾根と、北アルプスで一番の悪場ですので、夏は3kg位体重が減ります。 二人とも厳しいコースを歩いてこられるお客様に、少しでも歩きやすい登山道と、美味しい食事を提供できればと思っています。

船窪小屋の歴史

北アルプス・七倉岳(2,509m)の稜線に建つ山小屋。
船窪小屋は昭和29年(1954年)、現在のテント場に先代の福島宗市氏により建てられました。
翌年2月、小屋の完成後初めて迎える冬の小屋の状態を見に、宗市氏が七倉沢より入山したが雪崩に巻き込まれ、小屋のオープンを見ないままなく亡くなりました。
その遺志を当時十八歳だった松澤寿子(旧姓 福島)が引き継ぎました。
その後、友人からの誘いで入会した大町山の会のメンバーの協力で小屋を切り盛りしていました。
その中の一人が松澤宗洋(お父さん)です。二人はそこで出逢いました。
当時お父さんは黒部ダム工事の設計課に勤めておりましたが、土曜日午前で仕事が終わると黒部ダム建設現場から平の渡しを経て針ノ木谷(針ノ木古道)を上って小屋へ行き、月曜の朝に小屋を出て勤め先に戻ったそうです。
そんな二人が昭和36年に結婚、現在の船窪小屋は昭和49年に移築されました。

旧船窪小屋
現船窪小屋
船窪小屋の鐘