北アルプス ランプの山小屋 船窪小屋

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荷揚げが一度中止になりいつ飛べるか目処もたたない状況となり
ベルグからの荷解き助っ人隊は一旦足止めとなっていました。
突然の「飛べます!」の知らせはなんと土曜日・・・
誰も間に合わないし、小屋には塩ちゃん一人💧
「困ったな」と思っておりました。
そんなとき
いつも手を差しのべてくださるのはお客様です。
本当に有難い😭
ここまで来るだけでも大変だったでしょうに
皆様こんな素敵な笑顔で手を貸してくださいました。
本当にありがとうございました!
そして『持ってる男、金井さん』
去年は〈たまたま登ったら荷揚げの日〉が2度続き
そしたらなんと!
2つの大きな包みが並び、ヘリが去った直後
現れたのはやっぱり金井さん♥️
今年最初のお客様です。
「待ってましたー🤣
小さな小さな船窪小屋は
ここを愛してくださるたくさんのお客様に
今もこうして守っていただいております。。。
ありがとうございます🙇
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今シーズン初のお客様にお食事が出せて
本当によかった♪♪♪
今夜は囲炉裏端がにぎやかになりそうな✨
《船窪小屋、今日から本格スタートです!》
【速報!】
『ヘリが飛びましたー!』
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おはようございます、優子です😊
飛べそうです、と突然の連絡を受け
本日は土曜日・・・ベルグは満館ですが
そんなことはいってられません!
急遽、高3の娘に朝食シフトに入ってもらい
社長と私、樹を連れてヘリポートへ向かいました。
本日ご予約のお客様12名は
素泊まりでもいいからと、この炎天下の中船窪小屋に向かってくれています。
なんとかご飯を食べさせてあげたい😆😆😆
とはいえお天道様次第で
運んでくれるのはヘリコプターという大きな大きな機械です。
無事小屋に到着するまで気が気ではないですが
先程無事、食糧を届けることができました!
今年も船窪小屋名物
山を歩いて摘んだ山菜の天婦羅とビーフシチューをメインに
登山者の皆様に安心安全をお届けできるよう
がんばります!
お父さん、見ててねー🙋
【大切なお知らせ】
準備万端整えて待っているのですが
ヘリコプターの故障により
未だ荷揚げができておりません💦
一昨年の悪夢再び・・・
しかしながら電気のない船窪小屋は
『燃料がこないと電気が使えない!』という不便はなく
日の出と共に1日が始まり
夕暮れにはランプに火を灯し
米と味噌と灯油ストーブに感謝しながら
おだやかに食糧の到着を待っています😊
雨がなかなか降らないのでまだまだタンクは不安な様子です💧
明日7/1、予定どおり小屋開けはいたしますが
まだ食糧があがっておりませんので
ヘリコプターが飛ぶまでは素泊まりとなりますこと
何卒ご了承くださいませ🙇
ご予約いただいていますお客様には直接お電話にて連絡指せていただいております。
さて、そんな中ですが✨
小屋番塩ちゃんは
昨日、不動岳まで行ってきました。
崩れていた登山道をつけかえてきました。
藪、枝伸びて道が狭くなっている場所もあったので刈ってきました。
船窪小屋~不動岳間は問題なく通行できます。
早くヘリコプター、直ってくれ~🙏🙏🙏

船窪小屋の看板取り外しました。
船窪小屋の玄関施錠しました。
小屋締め作業無事に終了しました。
シーズンの間ずっと小屋番としてとどまり続けてくれた塩ちゃん。
小屋締めに行ったオーナーとベルグハウススタッフたちと船窪小屋前で記念撮影し一緒に下山しました。
本当にお疲れ様でした。
来シーズンも皆様よろしくお願いいたします。

船窪小屋。
小屋締め行いました。今シーズンの営業終了となります。
オーナーとベルグハウスの社員達も登ってお手伝いに行ってきました。
船窪岳付近に取り付けていた手すりの撤去作業をしました。
皆様の安全のための手すり。
来シーズンまた取り付けます。
そして…沢山の常連様たちがシーズン中
何度も助け下さいました。
皆さまありがとうございました。
常連さんのツッキーさん。
小屋閉めの手伝いに来てくれました。
ありがとうございます。
雨水タンク掃除、布団包み、冬季小屋および味噌部屋整理清掃など沢山手伝ってくださいました。
本当に感謝です♪
是非また来シーズンも皆様とお会い出来ますように♪
沢山の応援と支援を本当にありがとうございました。
小屋番
塩ちゃんも本当にお疲れさまでした~。

「船窪小屋、営業終了のお知らせ」
今シーズンもお世話になりました。
船窪小屋に沢山の方に今シーズンお越しいただきました。
昨シーズンは感染症の影響でお客様とお会いする機会が少なく残念でしたが今シーズンは沢山の方にお越しいただきました。
本当にありがとうございました。
船窪小屋に関わってくださった皆様に心より感謝いたします。
来シーズンも安全に皆さんがお越しくださいますように。
小屋締めの様子は後程アップいたします。
【訃報】松澤宗洋 逝去のお知らせ
父、松沢宗洋(ムネヒロ)が病気療養中の処、令和3年8月25日に他界いたしました。
6月に脳梗塞を発症しドクターヘリで救急搬送されてからというもの
面会もままならない大病院から1日も早く自宅へ帰ることを目指し、リハビリ目的で転院して始めようとしていた矢先、誤嚥性肺炎をわずらい、徐々に衰弱が進みました。
このまま遠くの病院で一人で息を引き取るようなことだけは悲しすぎると思い
看護師の妻が以前勤めていた医療施設の医師にご協力いただき、行政の皆様のお力を借り、病棟の皆様の全面協力を得て23日に覚悟の退院をさせていただくことができました。
病室へ迎えにいったときは大きく肩で息をして目も開けられない父でしたが
搬送用救急車両に優子が付き添い「お父さん、おうちへ帰ろうね。お母さん待ってるよ」と声をかけ続け
「白馬まできたよ」「ほら、五竜が見えたよ」と声をかけるとパチーンと目をあけ
妻の手をギュッと握ったそうです。
住み慣れた我が家に到着した日は、もう血圧も図れない状態にもかかわらず
問いかけに目をあけ、しっかりうなずき、医師も大変驚いておられました。
苦しい状態だったと思いますが、2日間を自宅で過ごし、兄弟、親戚、子供、孫、ひ孫らと会うことができました。
2泊目の夕時には眼鏡をかけてやり、以前取材いただいた船窪小屋のドキュメンタリー番組を流すと
目を見開いてじっと見ていました。
その夜。
最期は母に手を握られ、家族全員に見守られながら
静かに旅立つことができました。
ここに生前のご厚誼を深謝し、
謹んでお知らせ申し上げます。
山を愛し、
時代と共にいくつもの事業を手掛け、皆様からの沢山の手助けを頂きながら
母と常に二人三脚で歩み続けた人生でした。
父は最後の最後まで、背中で語る男でした。
正義感が強く、まっすぐ、真心を持って生き抜いた父でした。
多くの皆様と出逢い、
父の人生は本当に幸せだったと思います。
松澤宗洋を愛してくださった皆様、
本当にありがとうございました。
なお、通夜・葬儀は親族のみで執り行いました。
コロナ禍の折、弔問会とさせていただき、故人を偲ぶ写真などを展示させていただきます。
【記】
1.日時 9月2日(木) 12時~14時
2.場所 JAホールおおまち
ホテル白馬ベルグハウス・北アルプス船窪小屋
代表 松澤宗志
ーーーー【母 寿子からのメッセージ】ーーーー
暑さ残るこの頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
私たち6月2日に2回目のワクチン接種を終えて夕食を済ませ普段通りに眠ったのですが夜中に体調を崩し長野日赤病院へ搬送されました。
以来回復することなく、帰らぬ人となりました。
私と子供たちの懸命な願いと、夫のために全力で尽くしてくださった医療チームの皆様のご努力で家に帰ることができ、2日間、親族・兄弟・子供・孫・ひ孫たちに迎えられたときはうれしそうな表情で
目で話しかけてくれました。
白馬の山々がこの人を助けてくれた!と
家中に歓喜が走りました。
細身ながら人一倍体力があり、芯の強い人でした。
60年間連れ添わせていただき、
私はとても幸せでした。
特に船窪小屋で過ごした懐かしい日々が、宗洋にも私にも、大きな命の糧を与えてくれたと思います。
大勢の皆様に支えられ、教えられ、親しくして頂けましたことは、二人の人生を広く大きく育ててくれました。
ほんとうにありがとうございました。
9月2日には皆様にお目もじできますよう、
お待ち申し上げます。
松澤寿子

こんにちは♪
船窪小屋です。
本日無事に2回目の荷上げのヘリが飛びました♪
ベルグハウスで手配し,買い出しに行き準備して下さった沢山の荷物が無事に積み込まれて船窪小屋へ到着しました。
ありがとうございます。
又,今回も強力な助っ人が…
第1回目の荷上げの時手伝って下さった松本市の、Kさん。
2回目のヘリ荷上げにも、たまたま泊まりに来て下さいました。
そして、しっかり手伝って下さいました。
本当にありがとうございました!
現在、水場が崩落してしまい湧水を汲めない状況になってしまいました。
船窪小屋の名物の一つ『日本一危険な水場』は本当に危険になってしまいました。
天水のみで炊事を行なっており非常に厳しい状況となっていますので、
水はペットボトルのみの販売となっています。
厳しい状況をご理解いただき、ご協力の程お願いいたします。

キャンプ場をご利用のお客様へ
水の販売は一人様5リットルまでとさせて頂きます。
ご了承くださいませ。

こんにちは♪
船窪小屋です。
グループ様でお越しの素敵なお客様達のご紹介です。
何度もツアーで一緒に登山されているのでしょうか。
テキパキと行動が早く、見ていて気持ちの良いお客様達でした。
七倉から登って七倉におりる、船窪小屋に泊まることを目的の山行でした。
朝6時出発と言えば、みなさん30分前には外に出られて準備ばっちり。
ガイドさんによる靴紐の結び方チェック、集合写真撮影、準備運動と流れるように進み、6時ちょっと前には元気に下山していかれました。
手を大きく振って皆様の下山の安全をお祈りしながらお見送り。
又お越しくださいね~。