梅雨が開け3日目となりました。
7月12日(火)晴 午後雷雨 18°C
梅雨が開け3日目となりました。
テント場へ行ってみると、岳樺大木の下を埋めていた残雪も半分ほどに減っています。梅雨明けも早く、南のほうから高気圧が猛然とおいかけてきているようです。
あれだけ広範囲に不動沢上部を埋め尽くし咲き誇っていたシラネアオイも柔らかな種を付け始めていました。
今日は、何年振かで豊科に住むAとみ子さんと、正子さんが七倉から登って来ました。5時間を切って到着。さすが我が「大町山の会」の後輩です。安曇野に住む二人は既に退職し、それぞれ人生を楽しんでいるのです。
「何度来てもいい処だね。それにしても昔からきつい登りだわねえ。姉さんよく自分の足で登ってくるね!」と楽しそうに笑顔が弾けます。
「冷たいビールまあどうぞ!」とビールで乾杯です。
とみ子さんが種から育てたという”なす、インゲン、夕顔のピーラー干し”そして特大夜の梅とリュックの中から出てきます。
今回二人揃って登って来られたのは、8月20日に崔行される松川村村民登山の下見の為です。
「下界は30度を越す暑さだけど、やっぱし2500米の世界は涼しいね。それとこの大パノラマ!全くほんとに素晴らしいねえ」と満足気です。
這松の松かさも大きくなり、小屋前テラス脇の這松帯にも、そろそろホシガラスが夜明けと共に”グアーグアー”と訪れることでしょう。この見事な這松の海の向こうに連なる山々、五色ヶ原の山羊の雪形も昨夜の夕立が上がって、
あの可憐な姿を現し、細い「への字」の目が優しく微笑んでいます。
2時過ぎに、にわか雨の中、テント泊予定の男性1名と、この時期にいつも花、特にシラネアオイを見に来られるA子さんが彼と共にやってきました。夕食は思いの外の賑わいとなり、おとうさんの白馬錦もひとしおピッチが上り、中村くんや他のお客様に「どうだね」とすすめています。
昨夜の夕暮れは鹿島川から谷へ2重の虹が掛かり、素晴らしかったのですが今夕は霧が立ちよく見えません。
明日は皆長丁場なので8時前にお茶会も終り、囲炉裏の炭に灰をかけて消灯となりました。☆♥
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