結婚式
先日、船窪小屋で結婚式を挙げられたコンバッタさんからメールをいただきましたので、ご紹介します。
ありがとうございました。
この度 七月十一日に 船窪小屋にて 夫 万紀夫と共に人前結婚式を挙げさせて頂きました コンバッタ寛子と申します。 山のお父さん、お母さん、はじめ立ち会ってくださった十九名の皆様、ほんとうにどうもありがとうございました。
登山口から小屋まで お嫁入りだよ~ の大きな歌声とともに上がってくれたお仲人さん夫妻。たくさんの荷を背負ってくれた友。山の経験もほとんどないのに遠方から来てくれた友人達、弟、夫とともに一歩一歩ふみしめながら登った小屋への道。鐘の音ととも式がはじまり、小屋の前では頭上にも背中にも広がる空。くっきりとうかびあがる山々の姿に目を奪われつつ、参加して下さった皆さんと、また参加せずとも互いの両親はじめたくさんの人の願いや祈りをかんじながら、二人で誓いをたてられたこと、ほんとうに有難く うれしく 感じています。
船窪小屋での式は夫 万紀夫の念願でした。私にとってはほとんどはじめての場所であるにもかかわらず、お父さん、お母さんが この日集うすべての人があたたかくすごせるよう、山の上ということを忘れてしまうほどの、時間も手間暇もかかった心からのおもてなしを準備してくださったこと、祝福のおもい、まだ深く胸に響いてます。 また今回船窪小屋を通して初めてお会いした方、二度目の方も、みえるところ、みえないところでそれぞれさりげなく準備、こころ配りして下さり、皆様であの場を創ってくださったこと、忘れません。
山からは晴天と虹のプレゼントを、そして皆さんからいろんなことばも頂きました。お父さんからは 山には地図があるけど 人生には地図はない。人生は晴れの日も雨の日もある山旅だ、一緒にがんばってください、と。
今回、式を挙げるにあたり、未熟な二人ゆえ、関係者の方々にはいろいろとご心配、ご迷惑おかけしましたことをお許しください。これからも末永くご指導いただければ幸いです。 この日のことが ランプ のように これからの私達の人生を灯してくれるように感じています。ありがとうございました。 コンバッタ寛子
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