8月17日(月)快晴14度
今シーズンはじめで快晴が続き、小屋前のベランダからは連日山々が生気を取り戻したように輝いています。お盆中は昨年北葛岳、七倉乗越近くで滑落され命を落とされた、東京築地山岳会のメンバーが慰霊に来られました。改めて登山道を歩くときは足下をよく見て歩いてほしいと思い、自分も常に心がけたいものと思いました。
そして昼過ぎ驚いたことに先月海の日に雨の中を糸魚川カタクリクラブ3名と登って来られた小野健氏が玄関に立っておられたのです。『まあ、先生ではありませんか。よく登って来られましたね』『やあ、先月のときは何も見えなかったんでねえ、写真撮りに来ましたよ。』と言って、若者の出したお茶を『うまい!』といってのんでいます。今日、この快晴の日に、この眺望を満喫していただければ、それに越したことはありません。それにしてもよくおいで下さいました。勝野氏、ペンパ、松下さんを引き連れて船窪乗越へ道普請に出掛けたお父さんが、何よりも驚き喜ぶことでしょう。小野氏は一休みした後、稜線へ出掛け写真を撮って帰ってきました。夕方帰ったお父さんは大喜びです。
夕食後、松下さんのクラッシックコンサートは小野氏はじめ30余名のお客様に大きな感動を与えてくれ、船窪小屋の夜は星空の下、ゆったりと楽しく過ぎてゆきました。
小野氏が再度訪れてくれたこと、松下さんのコンサートが連夜行われたこと、今回はお父さんと私の心の中に疲れを吹き飛ばしてくれる”勇気”と”燃える灯”を与えてくれました。
そして次の日の朝小野氏は『楽しかったです』といって帰ってゆきました。
快晴の日が続く中、お父さんも勝野さんの力を借りて登山道整備出掛けています。 次は絵手紙を書く予定です。
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