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ふなくぼ だより
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2004 5月号
立山スキーツアー報告
長かったスキーシーズンの終わり、すべり収めに立山一の越から雄山谷を(タンボ沢から変更)滑る計画を立てましたところ、8人が参加しました、
扇沢駅を6:30分に入坑し室堂8:40分一の越11:00分出発ダムサイトに13:30分全員無事下山し、夜はベルグハウスで祝杯をあげました。参加した二人の感想文を載せて報告に したいと思います。松澤宗洋
・早春の黒部湖反畔に 踏み入れば
デブリの谷に カモシカの屍かなし
・トンネルの 暗き穴より人あふれ 早春のダム湖 にわかに華やぐ
・谷の奥より 滑り来たりし若者は 快適快適と口走りゆく
(4月29日下見の折に寿子)
【鈴木久善様からのメール】
松澤オーナー様
落合君と一緒に立山ツアーに参加した鈴木です。
ベルグハウスのオーナーをはじめ、お母さん、スタッフの皆様には大変お世話様になり有り難うございました。またツアーに参加された、吉川夫妻、内川夫妻、そして、吉岡さん、小黒さんには、旧知の友人のように接していただき、楽しい時間を過ごさせていただきましたこと感謝の一言です。
立山のツアーは、思いもしないハードなツアーでしたが、オーナーと落合君に気配りで、何とか下山できました。今にして思えば、奇跡かも知れません!!!
本日は、腕も足も筋肉痛、そして、顔は雪焼けでピリヒリ、最悪のコンディションです。でもそれが、ここちよいのです。それは、すばらしい人々との出会いがあったというほかにはありません。
心地の良い3日間をすごさせていただきましたこと、本当に有り難うございました。
今度は、もっと体力をつけて、チャレンジしたいとおもっていますし、家族で白馬ベルグハウスに泊まりにいけたらと考えております。その節はどうぞよろしくお願いいたします。
最後になりましたが、貴館のますますのご発展と、皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます。
また、ツアーに参加された皆様にお会いする機会がありましたら、どうぞよろしくお伝え下さい。
以上御礼申し上げます。
追伸)小生の息切れは、やはり高山病の症状でした。インターネット(高山病で検索)によりますと、三種類の高山病があり、小生は「高地肺水腫」の記述が当てはまりました。本来は、スキーはせずに一ノ瀬小屋から元に戻るべきだったのかも知れません。
今後の参考にしていただければ幸いです。
【小黒あづ美様からのメール】
松澤オーナー様
GWにツアーに参加させていただきました小黒あづ美です。
無事昨夜自宅に帰ってまいりました。
松澤さんをはじめ、皆様に大変ご親切にしていただき、やったことない立山のスキーも無事完遂して、下山でき、どうもありがとうございました。
ツアー自体は想像していたイメージとは異なりましたが、スキーと登山も、メンバーの方も、いい経験と出会いだとおもっています。しかしながら実のところは、どのように接していいかなど考えたりして戸惑ったりもしたときもありましたが、(お酒も飲めませんし、、、)
やはり登山をしていると年齢が離れていても共通の話ばかりするタイプなのですが、それもありあまり初対面の人には自分を出さない傾向があるのですが、他の皆さんは年齢の若い私にとても親切にフレンドリーにしてくださってとてもうれしかったです。
特に登山が好きなので、松澤さんや吉岡さんの様々な山のお話を聞けたことがとても勉強になり、また山に対しても感ずるところがいろいろありました。
機会があれば、船窪小屋へも是非伺わせていただきたいと思います。
下の廊下は以前、地図はガイドブックで見たときに危険マークがたくさんあり、怖いなあと思っていましたが、もし行くご予定がありましたら誘って下さったら嬉しいです。
帰りに吉岡さんに送ってもらいました「山岳博物館」で地元の出版社が出版している北アルプス開拓誌という本を買い、今読んでいるとことです。小屋の開設、経営、登山者のケアは大変ですよね。これからも頑張ってください。
私もこれから山についてももっと勉強しながら自分の仕事とともに頑張ろうと思います。ご一緒した写真を添付します。それでは、また皆様によろしくお伝えください。小黒あづ美
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