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2007年冬

11月9日
小屋閉め下山から、そろそろ1ヶ月が過ぎようとしております。下界はことのほか忙しく、日々あちらこちらと動き回っています。そして、家中や周りが少しずつ片付いてきました。
近日中に網戸を外して仕舞い、替わって雪除け用の柵をつけようと思っています。
下山してから雑用に追われていると体のあちこちに痛みが出てきました。このままだと寿子は太って動けなくなってしまいそうです。ということで、山博友の会に誘われて塩ノ道西回りコースを日本海から菅沼峠まで歩き、不動滝へ行ってきました。M先生がリーダーでした。
不動滝は大小2連の滝があり、息をのむように美しく素晴らしい滝でした。紅葉には少し早かったようですが、どうしてここにこんなに立派な滝があるのかと程、忽然と姿を現す「不動の滝」です。
廻りは公園で、地元ボランティアにより、よく整備されています。地域は青海町で上部に池があり、そこが水源となっているようです。兎に角見事!ご希望の方には是非ご案内したいと思っています。
日本海の水面に手をしたし、歩くこと4時間余り、忽論車道も平行していますのでお急ぎの方は車でもよいでしょう。
お父さんは細い体でゆっくりすいすい歩き、寿子は太目で始めはすいすい後半は「お母さん、体調悪いですか?」とリーダー氏に言われてしまいました。10月21日の行事でした。
滝
そして、10月25日M先生に同行させてもらい、根知谷から駒ケ岳へ行ってきました。駒ケ岳は根知谷を入り、雨飾山への分岐点から左へ10分ほど車道を行くと、行き止まりとなりました。登ることひたすら登り
2時間弱で岩壁のそそり立つ巻き道をロープを頼りにひたすら登ります。船窪小屋登山教室で歩いた”下の廊下”を思わせる場面幾つか有り、山頂へ着いたのは12時過ぎ、車止めから3時間半でした。さすがM先生の
選んだ「気になる山」で、とても侮れません。くだりは恐怖心さえ湧いてきそうです。
2時間を要したくだり、岩壁のそびえる比類なき美しさと巨大な壁に恐れながら備え付けられたロープを頼りに草の実をいっぱい衣服につけながら下りました。
見事な快晴の中、振り替えると岩壁は天を突いて聳えていました。

そして、11月4日、烏帽子山の会11月山行は三郷村の「金松山」でした。
池田ハーブセンター集合7時半ということでお父さんだけ参加しました。
寿子は孫達の顔を見に親不知へ行き、富山の魚津水族館へ。遊園地で観覧車に乗って5日に帰って来ました。
青海に住みながら不動の滝へ行ったことがないという娘と、今度は青海町の方から行ってみようと話したことでした。

11月10日は小谷池原のT氏の隣へ古民家を買って移り住んでおられるH夫妻(小屋開きに登ってきた人)に招かれて夕食を戴にに行きました。H夫妻は安曇野市に住み、週末は小谷に来てのんびり過ごして居られるご夫婦です。
そのH家の隣にKさんというお父さん、黒四時代の同僚が居られました。Hさんに船窪小屋の話を聞いたK氏が、どうしても私とお父さんに会い、食事をしたいという話になり、今日はお招きを受けた次第です。
K氏は堀金村で農場を営んでおり、今はシンビジウムなど、高品質な花の栽培に取り組んでいます。「堀金道の駅」に立ち寄ってもらえれば、彼の作品も出品されているということです。
石油類の高騰により今後の生産の際等に影響がでるのでは・・・。と悩んで居られました。
彼は背の高い初老の紳士です。夕食には原木なめこの青首大根和え。T氏が釣ったという岩魚の塩焼き(20cmもの)などいろいろ並んでいて、あらいっぱいご馳走になり、お父さんはまだ飲み足りなそうだったので
皆さんに引き止められ、寿子だけは軽トラで自宅へ帰りました。

11月13日小雨
小谷村商工会女性部会の食事会が「善光寺、兄部坊(コノコンボウ)」にて催され、出席しました。
善光寺築後450年ということで境内には平日ながら賑わっていました。

1.吸い物 じゃがいも細切り菊花ぞえ
2.豆腐うなぎ蒲焼(5cmx8cm1)2本
3.煮〆 サトイモ、キビ扶、キヌサヤ、きのこ、紅葉扶
4.栗スープ さつまいも汁、栗2切れ
5.長いも蒸し煮あんかけ
6.キビとアワのもちあんかけ
7.ゴマ豆腐
8.焼きなす柚子味噌焼き
9.新そば 薬味 焼き味噌 胡桃 つゆの味を調えて食す
10.漬物 野沢菜、刻み大根味噌味 
11.お菜漬 薬味 かやの実黒ゴマ 大根おろし 三つ葉 柚子
12.デザート かりん砂糖漬け

11月14日
今日は内孫志保3歳の七五三参りです。
着飾った志保は写真館で写真を撮り、大町の国宝若一王子神社にてお祓いをしてもらい、すこやかな成長を願いました。神官さんは蓮華岳奥社に毎年おいでくださり、岳人の無事を祈ってくださる室川宮司でした。
一昨年は船窪周りで七倉へ下山された方です。親しく深いお祈りをして頂いたようでした。参道では竹内宮司にもお会いでき、嬉しい出会いをさせてもらいました。
晴天の下、祐子の両親と叔父叔母を迎え、大町市内「ゆちがい」にて祝宴となりました。
朝8時に家を出て、美容院で着付けをし、写真撮り、宮参りと過ごした志保はもうすっかり飽きてしまい、髪飾りもむしり取って食事の時には着物を脱いでしまいました。2歳9ヶ月となり、第2反抗期を迎え、機嫌の悪いときは
天邪鬼の連発です。
7月に産まれた「慶門」も至って健康です。産まれたとき3700gだった体重は7.5kg以上となり、ずっしり重くなりました。お乳を飲んで少し遊んで寝るか、そのまま寝てくれますので今は全く手が掛からないといってもいいでしょう。
そんなこんなで下界での1ヶ月は流れて行きました。
16日からは野沢菜洗いが始まります。応援にU夫妻N夫妻と近所のSさんが来てくれました。
そして来月12月6日午後から、ベルグハウスに於いて「苔玉教室」が行われます。勿論講師は鳥居先生です。ご都合のつく方はおいでくださいませ。
教材費他費用は2000円です。それでは次号まで。