2008年 3月下旬
藁つとを 更に囲いし 杭の先 春はまだかと 先覗かせている
春陽が降り注ぎ、雪の大谷となっていた道脇の雪も半分以上に減って今は1米程になりました。
2月中頃、散歩中につるつるの除雪の後の道で転倒してしまい、右手にギブスを巻かれてしまいました。3月はじめには外して貰い、家事をやるようになったのですが、
無理が祟り、まだ腫れていて時々痛むのです。まったく厄介なことですね。
ストレスはたまる一方です。そこで、先日友人のT夫妻がグループ9名で「スキー&スノーシュー」に来られました。
その中にはカモシカスポーツのオーナーが含まれていました。かの有名な渾名をもつ「ダンプさん」です。お父さんと共に私も参加させてもらいました。
ゴンドラとロープウェイを乗り継ぎ、快晴の空の下、栂池自然園へ。どこまでも続く雪原の先に白馬連峰は春の陽を浴びて輝いています。雪のシーズンしか歩けない丸山へ登り、
陽春のアルプスを満喫しました。はるか稜線に目をやれば、小蓮華岳頂上に米粒のような人影が動いています。
彼らはあの遥かな山頂からどちら方向に滑り降りてくるのでしょうか・・・。鹿島槍の双耳峰は南の空から吹いてくる風による黄砂にかすんでいますが、五竜から北は青空の下、澄み切った空が
続いています。私のストレスはいつの間にかどこかへ吹っ飛んでしまったようです。
お父さんによると、残雪の量は2米余りとのこと、まだまだ谷は雪に埋め尽くされ、木々は堅く芽を閉じているようです。
メンバーの皆さんはリタイヤ後に安曇野、穂高周辺に移り住んだ方々がほとんどです。スノーシュー&スキーを十分に楽しんでもらい、夕食の膳は皆様とともにベルグハウスレストランで
フルコースをいただき、ダンプさん差し入れのスペイン産スパークワインで乾杯したのでした。次の日19日は風邪気味といわれたダンプさんを見送ってから、全員で糸魚川へ魚を食べに
行かれました。
【お知らせ】
小屋開け、小屋閉めには必ずおいでくださる新潟のHご夫妻が、4月18日に自然園へスノーシューで行かれます。私もお父さんもご一緒しますので、ご都合のつく方はおいでください。
その際、モンベルの新カタログが届いておりますので、今夏船窪小屋で販売するTシャツの色を決めたいと思います。若夫婦と一緒にご意見をまとめてもらえればと思っております。
4月18,19日はチャンメロ(ふきのとう)やつくしが芽を出していますので、早春の味も味わってもらえるかな?と思います。
※右手が使えず、だいぶ不自由を味わいました。今夏こそは、携帯でのメールをマスターしたいものと思っています。
できればパソコンにも挑戦したいものです。









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