2008年 6月 その2
登山道のお掃除終了!!
(Written by Hさん)
6月1日の日曜日、七倉から船窪に登る登山道のお掃除がありました。秋以降人が行かなくなった登山道には、落ち葉が降り積もっていて歩きにくい上に危険なこともあり、その落ち葉を熊手などで掻き落とすのです。
昨年初めて参加の私たちも、声をかけていただき参加しました。昨年のお掃除は2週間ほど早かったのですが、休憩時に素敵なフルートを聴かせてくださったM先生は都合で今年はお休み、替わって若いHさんが参加、力仕事に大活躍でした。七倉山荘の百瀬さんも飛び入り参加で、賑やかで楽しい「お掃除」でした。

夏山を中心に登山する私は、この時期の北アルプスには行ったことがなく、芽吹いたばかりの山はとても新鮮でした。昨年は野猿の群れが目の前を移動していき、鳥のさえずりも賑やかで、山は人間だけのものでなく生きとし生けるものの世界なのだと思ったことでした。今年はそういう出会いはなくて、その代わり(?)白馬村在住のTさんが仲間の皆さんと「石楠花を見に」と言って登っていきました。昨年より少し遅かったせいか、落ち葉の中では植物が芽を出していたので、ごめんなさい落ちた先でまた芽を伸ばしてねと思いながら、掻き落としました。
登山道に倒れ掛かった木や枝を取り払い、道普請もして5時間くらいで「唐沢覗き」まで行きました。


お母さんは鎌を持ちいつもの笑顔

お父さんも元気に落ち葉掃き

HさんとNさん 倒木の枝を切り岩を片付け力仕事に大活躍でした。
風が吹くと落ち葉がまた道に戻ってしまう、とお父さんは言っていましたが、せっかくきれいになったのですからこのままでいて、船窪の小屋を目指す大勢の方を迎えてほしいと思いました。鼻つき八丁を始め、七倉尾根はきついけれど、すばらしい景色と父さん、お母さんに会うために今年の夏もまたあの道を登りたいと思います。

本日のオールスターキャスト!!
当日のスケジュール
7:00 七倉荘集合 天気晴 松澤オーナー夫妻、Hさん(松澤さんの息子さんの同級生)Nさん(長野市在住、船窪小屋の常連で、針ノ木古道復活のお手伝いもしています。)、Hさん(葉がのし在住。時々船窪小屋にお世話になっています)+百瀬さん(七倉荘の主)
12:00頃 唐沢のぞき
途中のシャクナゲは今年は余り花がないようです。
14:00頃 下山
七倉荘のお風呂で汗を流しました。設備はお世辞にもいいとは言えないし百瀬さんはあまりでしゃばったりしないので”知る人ぞ知る”ですが、この温泉は源泉100%かけ流し。熱くて水でうめないと入れないのが玉にキズですが。
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