
スノーシュ
今まで降り積もった雪の量は3m近く、
青い空が私に話し掛けます。 『長い間顔を見せないでご免ね、これからはできるだ
け雲さんを押しのけて顔を出すよ、お日さんにもいしょに出ようって呼びかけるね、
だからアンタも寒い寒いと言わず外に出てきてね、そしてお互い元気を確かめよう ;・・
・・と
わかった” 「お父さん、今日是から浅間山 (せんげんやま)へ行こう”」とゆ
うことで2人で「かんじき』持って出かけました。
白馬連峰の上だけは、帯状の雪雲に覆われていますが、他わ抜けるような青い空、10
時に落倉駐車場着2人出発です。昨日歩いたグループの足跡をたどって登ります。
ふわふわの新雪が林道を包み、ウサギや、キツネ、リス、の足跡が所々に交差して静ま
り返っている林の中栂池スキー場のアナウンスや車のおとが時々風に乗って聞こえる
のみ、今日の天気だけでは木々の芽もまだまだ硬いまま空にむかって突き立っています。
『道しるべスノーシュー』のときは、お父さんのみ参加で私は右足親ゆびに違和感が
あり、昼食係として残りました。
あの日も想定外の晴れでしたが今日も私と父さんを歓迎してくれた浅間山、すいすい
歩いて鳥居まで行き休憩、浅間山は日本中に百神社前後あるらしく、本山は富士山麓の浅間神社です。どこの浅間神社からも”富士山が眺望できる”といわれています。
お父さんの希望で『これで帰るぞ」となり鳥居で引き返しました。暫く東山連山を眺めてからゆっくり下りながら、鹿島槍、五竜、八方、帰不の瞼、白馬三山、すべてが雲間から眺められ、2時間半行程の脚力トレーニングがおわりました。
2012年
気がつけば師走!
12月3日(土)雨
気がつけば師走!!近所に2件の葬儀と法事があり11月はあっという間に終わっていました。皆様お変りなくお過ごしでしょうか?
小屋閉め次の日からお父さんは取り消された運転免許を取得するべく教習所へ通い始めました。(17日間の合宿)
そして、とうとう11月9日、篠井免許センターへ最終試験を受けに行き、見事一発で合格しました。アッシーさんを丸々2年間させてもらった寿子は飛び上がって喜びました。
それよりも何より本人は涙が溢れて止まりません!!
寿子「同じ年齢くらいの人は居たの?」
お父さん「いいや、俺一人。ほかはみんな20代くらいの衆だったなあ。ヤアー一度で受かるとはなー、俺もよくやったナ、参った参った」
寿子「オメデトウ!帰りは運転席へどうぞ」
ということで、帰路は安曇野「牧」の宮島家へ寄り、「牧大根200本と里芋」をいっぱいもらって帰りました。お父さんは2年間の空白を埋めるかのように規定通りゆっくりと味わい深い運転をして帰りました。
寿子は助手席で目をつぶり”大丈夫かなあ”と思いながら、うつらうつらしながら時々車窓のアルプスを眺めていました。
”アアよかった!!”
そして、11月中旬、野沢菜漬となりました。
ベルグの常連さん、名古屋の内川夫妻はじめ10名程度とスタッフ計15名が揃い、例年並みに大ダル3本が漬け終わりました。大根はあと一ヶ月干してから漬け込みます。
寿子
5月5日七倉尾根・船窪小屋
横山礼子「六十年の手跡・足跡展」平成23年10月17〜23日
「山姥会」のみなさん、岡本さん、福島さん、きりえ”風”のみなさん、ご苦労様でした。
朝早くからの展示、また一週間の受付当番、そして最終日の片付けとお疲れ様でした。
礼子さんしっかり見えていましたか?沢山の人があなたに逢いに来てくれましたよ。あなたを懐かしむ声が聞かれました。
長い間積み重ねた作品に”凄い”と感動を口にされていました。
毎年5月の発表会を楽しみにしていたという人も、もう作品が見られないと寂しいという声もありました。
多彩な能力を持ちながら早すぎる死を惜しむ声が聞かれました。
「山に還る」を読んで感激して見に来たという人もいました。
礼子さん、あなたが愛した”船窪小屋”大好きなお母さんがいちばんに来てくれましたよ。
フッチーさんも駆けつけてくれて礼子さんの作品をビデオに収めてくれました。
フッチーさんは終盤の土曜日に再度訪れてカメラに撮ってくれました。
最終日の日曜日にはあなたが”娘”とした西川さんが京都から来てくれましたよ。
お母さんは橋本洋子さんのところにもお参りに行きました。
洋子さんは7月に礼子さんの慰霊に初めて船窪小屋に登ったばかり、洋子さんはランプと囲炉裏、小屋の雰囲気に触れ、お父さんお母さんに会っていっぺんに”船窪”が好きになっていました。
まさかの滑落事故、余りにも突然にあなたの側に逝ってしまいました。
人間横山礼子の生き様の一端が窺える「山に還る」を作っておいて良かった。
あなたを想い、あなたに逢いに沢山の人が足を運んで下さった「個展」を開いて良かった。
私達も久しぶりの顔、懐かしい顔にまた初めての人から声をかけられたりもしました。
一週間会場を包んだ空気、温かく優しい静かな感動、私たちはそれをこれからの励みとしましょう。
10月の連休、船窪小屋は閉める準備、集まったみなさんはお父さん、お母さんの結婚50周年を祝いフッチーさんの”喜寿”のお祝いをしたそうですよ。
礼子さんに”小屋開けの手伝いに行かない?”と誘われて登り始めた船窪小屋。今はおやつを途中の木にぶら下げて先に登ってしまうあなたは居ないけど。
七倉岳に眠るあなたにまた会いに行きますから。
西崎
冬期通行止め
県道326号槍ヶ岳線12月1日から冬期通行止めに入りました。葛温泉【高瀬館】上までしか入れません。
七倉・高瀬ダム方面に向かわれるかたはご注意ください。
来春4月23日開通予定です。




















