北アルプス ランプの山小屋 船窪小屋

中信森林管理所の審査官4人が調査のため登ってきました。

8月3日 晴れ 14度

中信森林管理所の審査官4人が調査のため登ってきました。
ここは稜線ですが国有林ということで国からの借地になります。管轄は信州側です。

12時少し前に到着され、いろいろとお父さん立ち会いのもとで調べて下さり、”OK”のサインがもらえたようです。
林野庁の関係も日本中の家屋が外国からの輸入材が使われるようになってから、材木が売れなくなり、赤字官庁となってしまったようです。
以前は各地に営林署があり、人員も多く在籍していたので、夏シーズンになると、北アルプスの稜線も彼らの手により藪刈りや草刈りが行われたものでした。
その頃の署員は必ず腰に鉈鎌を付けていたものですが、今は必需品では無くなったようです。

船窪小屋での夕食は囲炉裏端で行われます。
人数が多いときは18名ほどずつに分けて配膳され、職業、身分関係なく、到着順が優先されます。今日はいつもより多く、40名ほどのお客様となりました。

山登り等スポーツの良さは日常を離れ、下界での生活のこだわりを忘れ、赤裸々なお付き合いやお話ができることですネ。私どももあえて、お客様の職業等には触れないようにはしていますが(その内にわかることですが)・・・。
今日来られた森林管理官の皆様も全員山好きな人たちです。特別なサービスはせず、すべて一般登山者と同じ待遇にさせてもらいました。


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