東北関東大災害から丁度一週間が過ぎました。
3月18日(金)晴れ
東北関東大災害から丁度一週間が過ぎました。
今日の栂池は快晴。白い雲、青い空、山際に浮かんだ真綿雲。こんなに穏やかで澄んだ空を見ていると、テレビ画面に映し出される東北、太平洋沿岸の大災害が本当にあったのかと
思えてくるのです。でもその現実を受け、日々寒さに飢えにと戦っている人たち!これほどの大津波、大災害を受けた日本列島、どうすればいいのか…。
今はただ「命」があればそれでいいと思わずには居られません。
お正月から何かと慌ただしい毎日を過ごしてしまいまして、皆様にはすっかりご無沙汰申し上げました。
私もお父さんも毎日降る雪片付けが終わると少し休んだ後にウオーキング。その後は孫たちと遊んだり・・・と元気に過ごしております。
岡山の切り絵作家で船窪道しるべの会員でした横山礼子さん(故)の「追悼出版」につきまして、ご協力いただいた皆様に御礼申し上げます。
ここに先日届きました西崎氏よりの手紙を御覧いただき、前のみを見つめて生きてこられた礼子さんの本が、どんな風に出来上がるのか楽しみに待ちたいと思います。
3月13日に私どもが所属しております「市立大町山岳博物館」友の会の総会があり、その総会の後で「山の上のお父さん お母さん」と題しまして、トークショーが行われました。
その時の様子を司会者の清水寿司さんが礼状として送ってくださったので御覧くださいませ。
今シーズンの雪の降り方は例年と少し違うような気がします。
3月が終り、暖かな春を迎えますが、花々が美しく咲き、いつものような希望の春になりますように、一日も早く東北関東大災害が復興しますように、原子力発電所が安全でありますように、願いながら皆様のご健康を心からお祈りしております。
【西崎氏の手紙】
前略御免下さい
地震お見舞い、お変わりありませんか。
連日の東北地震の報道、地震の恐さ、津波の猛威、痛ましいことです。その間には長野北部で地震報道。
去る十日に四回目になりますか、礼子さんの追悼出版の準備会をもちました。今は「きりえ」の方も出席してもらっています。出版社「丸善」からの担当者を含めて八人。
前回2日の集まりでは原稿が二十~三十本でしたが、今回は五十人余り、六十人くらいにはなるかという見通しでした。
掲載する「きりえ」の写真の手配、「山」の写真の準備と、礼子さんの新聞投稿原稿を集めることなど、少しずつ前に進んでいます。
八月末に完成を目標にしていますが、どのような本が出来るのでしょう。
昨日までの寒さに替わって今日は暖かい一日でした。春へ一直線となりますか。
みなさん、お身体を大切にお励み下さい。
【清水寿司さんの礼状】
この度はお忙しい中ご講演を頂きましてありがとうございました。
誠実なお二人のお人柄が出たとても良かった講演会になったのではと思います。
様々な人がこの講演会を盛り立てくださいました。
参加する皆さんが少しずつの花を持ち寄って、日頃の松澤ご夫妻からの恩をお返しするために、会場を盛り上げ、連帯感のある、あまり経験することがないような講演会でした。
私にとっても良い思い出になった講演会でした。世のために尽くした人の一生ほど美しいものはありません。
これまでのご苦労にあらためて感謝を申し上げ、ますますお元気で、人にエ笑顔を与えつづけ、山小屋を守っていただきますよう、ご祈念申し上げて御礼といたします。
清水寿司
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