ときとペンバさん
こんばんは、ときです。
船窪小屋に7月から10月にかけてのシーズンに働きにきて8年目になる、ネパールのペンバさん。彼と毎日1時間半かけて水場へ水くみに行く。細い道を一列になってペンバさんの後をついていく。口笛を練習しながら、歌を歌いながら、ネパールの家族の話、私の日本語教室、ペンバさんとの英語での会話特訓(中学生レベル)、ペンバさんのおもしろい話ベスト5などを楽しみながら行っている。お兄ちゃんについて行く妹のような感じ。57歳と28歳(笑)おかあさんとおとうさんの話で彼は「おかさんの料理の支度は、すごい早いだ!」と手を高速に動かしひとりで爆笑している。おとうさんは?と聞くと、急に真顔になり「昔は、毎日毎日おとさんが水くみきてただ、草刈りも、道のきれいも全部おとさんがやっただ〜!」 と強く言う。彼は、ごはんを食べるとき、何気ないそぶりで、お父さん・おかあさんがまず一口目を入れてから自分も食べる。尊敬と感謝の気持ちがすごく伝わる。(日本ではまぁ普通?け
ど、心からの気持ちだろう。)そして彼はすごい元気をくれる。朝、二人で寝室の掃除メイキングするとき、ほうきを銃にしてるのだろう、こちらに向けてダダダダと打ってくる。いちお倒れてあげたりやりかえしたりしている(笑)あるときは、パッと見たら、ほうきをギターにしてネパールの歌をメチャクチャ笑顔で歌ってこっちを見ている。まったく朝からなんなんだろうこの人は!と思いながらもメチャクチャ、心がなごむ。クリアな心でくもりのないきれいなものを彼は持っている。まぶしい。誰の笑顔でもパワーがある。彼の笑顔は最高。シャイだけど。
お塩を補充していたら、うまくいかなくてパラパラこぼしてしまっていた私。紙を丸めて円錐形にし「ねぇ〜?こうだ〜」といいながら得意げにやってくれた。私が外から帰ってきたら、なにやら急いでホウキで床を掃いている。七味をばらまいてしまったらしく、私が帰ってくる前にかたづけなきゃ!わっ!バレた!みたいな心の声そのものの行動がツボにはまり、二人で笑う。
ペンバさん、最近お茶会(夜7時からのみなさまとの談話)で最後に歌うレッサンピリリ(ネパールの歌)で よく音をはずします。私がつい吹き出してしまって、お母さんも歌を知っているだけに、つられて隣で吹いている。ペンバさんも最後まで笑いをこらえ歌う。かんべんしてくれと思いながら 歌い終わると こっちを向いてメチャクチャ笑っている。私は涙がでてしまっていた。(笑っちゃいけないときってほんとにこみあげてきてしまう)彼と会えて本当に感謝している。今日は神奈川の母に電話し、ちょっと目がジーンとしてしまった、が、ペンバさんはもっと遠いネパールと離れている。私もペンバさんのように一生懸命、山のぼりの人たちに笑顔をふりまき、疲れを少しでも癒せるようおもてなしのお手伝いができるように頑張ります。素敵なおかあさんにおとうさんと、ペンバさんに私がいるアットホームな小屋へどうぞきてくださいね〜。長くなりました〜!
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お父さん、お母さん、ペンバさん、ときチャン、暑い中おつかれさま。
こちらは、だんだんと仕事に慣れてきました(まだまだですけど)。トキちゃん、最高の出会い・経験・時間を楽しんでいるね。
笑顔があふれる山小屋生活はだいぶ慣れましたか?1か月位の仕事でしたが、俺もいい出会い、経験・時間過ごせました。昨日、ベルグに来たお客さんで、山に登ってきた方と「地元の方ですか」と聞かれ、そこから山の話、そして船窪の話まで、いろいろと話がもりあがりました(仕事中ですけど)。その日は初めてホールのほうに出してもらいテンパりながら仕事をやっていましたが、出してもらったおかげで、その方に出会え、「一期一会」お母さんの声が聞こえた気がします。船窪にもぜひ行ってみたいとのことです。今日の朝方部屋のメイキングをしているときに、すれ違い「またどこかで…」再会の山小屋船窪小屋で会えるのを、今日から首を長くっして待っています。
お父さんに会うために、お母さんに会うために、ペンバさんに会うために、ときチャンに会うためにみなさん頑張って登って来ます。その笑顔をみなさんにお願いします。俺も登りに行くときは笑顔で登り笑顔をもらいに行きます。
P.S
荷揚げの時に下したチェーンソー直しときました。もし必要であれば、誰かに頼んでください。
お父さん&お母さん&時ちゃん&ベンパさん
先日大雨の中宿泊した北九州のグループのベンパさんの財布の販売促進をした
まるちゃんと申します。
船窪小屋での思い出が今でも心に残っています
晴れた日にもう一度絶対行きたいです。
私も30年前白馬尻小屋でアルバイトをしていましたので、懐かしいです。
時ちゃんは天使だと、我がリーダーが絶賛していました。
私のブログ見てください。山行日記書いています。
http://dekako.exblog.jp
お世話になりました。四国のyama-masaです。
無事、我が家に辿り着きました。(この場を借りて報告してすみませんm(__)m)
皆さんのあたたかいおもてなしの心で満ち溢れた船窪小屋の空気感が
まだまだ体を取り巻いているようです。
素敵な方達にたくさん出会え、素敵なことがたくさん起こり、
山での一期一会を実感した山行となりました。
お心遣いを感謝します。ありがとうございました。
あのチームワークのよさはやはり日ごろの楽しいやりとりの積み重ねによって
起こってるんですね。納得です。
あの夜のベンバさんの歌はどうだったんだろう?
ちょっと気になります(笑)
確かめるべく、また伺えたら…と思ってます。