北アルプス ランプの山小屋 船窪小屋

寿子の日記

 下山から3週間余りがたち、すべての生活が元に戻りました。家の周りの雑草も、雑木たちも、今はもみじに彩づいて我が家は秋色満艦飾!となっております。しかし今朝余りの寒さに岳を見ると雪が真っ白!
馬の背・はんの木すべてのコースは初雪で埋まっています。我が家の家の周りの秋色も束の間の命そのうちこの庭は落ち葉にうめ尽くされることでしょう。
 お父さんは冬に備えて薪集めに余念がありません。お母さんは毎日の食事作りにと、漬物作り、プールで体力作りに励んだり2人共忙しい毎日を過ごさせていただいております。
そして、11月4日早朝3時大町発にて名古屋セントリア空港より「ネパールエベレスト街道タンボチェ」へ行く日が近づいてまいりました。今回、タンボチェ(エベレスト街道の要所、ラマ僧の大寺院がありエベレストにへ登る登山者は必ず参拝してから登る寺)迄ですので比較的楽なコースですが、12名の大パーティーとなりましたので、ちょっと大変かな?と思っております。
まあ〜ベテランリーダーの横内 紘一郎氏と冷静寡黙な塩瀬さんがしっかり率いてくれることでしょう。時々はお父さんの老練なる助言もあおぎながら楽し山行ができると思っております。
そしてなんといってもカトマンズ空港で待っていてくれるペンバ・ラマ・シェルパ!彼がこの旅のすべてを握っているのです。夏の100日間を船窪小屋で過ごした大切なパートナーです。今回のネパール周遊の旅は私たち12名のメンバーすべてに、ヒマラヤ山旅の厳しくも楽しい山旅を味あわせてくれることでしょう。わくわくした期待と、ちょっぴり不安に満ちて11月4日、朝の太陽と共にこの旅が始まろうとしています。皆様へのご報告は道しるべの会忘年会にてご報告さ せてもらいます・・・・・

寿子


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