北アルプス ランプの山小屋 船窪小屋

とんがりへ。再会の山旅3

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快晴。山行中、最もよい天気になりました。
足取りは軽く樅沢岳、左俣岳を越え、西鎌尾根に取り付きます。待ち焦がれていたとんがり君は目の前に!久しく感じていなかった心地よい緊張感に満たされます。西鎌尾根は槍をのぞみながらゆったりと歩ける素晴らしい道です。
槍ヶ岳は初めて登った北アルプスの山。20代前半の頃、本格的に山を始めて間もない私はテントを担いで独り槍穂の縦走にチャレンジしました。周りの登山者に応援してもらいながら歩いた記憶が蘇ります。
あれから年を重ね、山との関わり方もだいぶ変わりました。でも変わらず山旅の思い出を深いものにしてくれるのはやはり人との出会い、それに尽きます。
振り返れば、歩いてきた山並み。よく見れば蓮華岳に北葛岳!ということはあれが七倉尾根。マイホーム船窪小屋はあそこにあるんだ。
山行中出会った若者と時折、話をしながらようやく槍ヶ岳の肩へ。
賑わいを見せる槍ヶ岳山荘。そして約15年ぶりに登頂し、あの時の自分にも再会しました。翌日は天気が崩れるということで予定を早め、槍沢を横尾山荘まで足早に下りました。出会う人も多く、船窪の素朴な日常から、徐々に都会へ向かう感覚です。
横尾山荘は快適な設備でありがたいお風呂に入り、しっかり携帯の充電をし、美味しい食事を楽しみました。
雨が降り出した翌日、山荘で親しくなった女性の方と上高地まで山話に花を咲かせ再会と新しい出会いの旅のしめくくりました。
働くパワーをフル充電し、再び船窪小屋へ。どの登りよりもやっぱりきつかった七倉尾根…(笑)
ただいま、船窪小屋!


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