お父さんの通った道。
針の木峠から針の木谷へ。
お父さんが昔、黒四ダム設計課に勤務していた頃、仕事が終わってから土曜日のお昼に買い物した荷物を背負い、扇沢から針の木峠まで登り、針の木谷へ下って船窪乗越からお母さんのいる小屋まで通い、到着は夕暮れになっていたとういう話。何度となく聞いて
私もまだ歩いたことのない道なので、今回歩いてきました。
針の木小屋にてゆっくりとお茶をいただいてから、誰もいない登山道を下ります。振り返ると稜線のダケカンバがきれい。草刈りされた登山道をしばらく下ると涸沢と合流。標高2000mぐらいから沢の流れが出てきました。
渡渉箇所は石が滑りやすいのでゆっくりと。地形図を時折だし、確認しながら下りてゆきます。本沢に合流したところで流れの音を聞きながらお昼ご飯。
本沢をしばらく下り、分岐から
乗越へ。この登りもきついですが、乗越からの登りもかなり堪えますね。
静かな静かな沢と森の道。紅葉がさらにすすめば、また雰囲気もよさそうです。
お父さん、毎週通ったんだね、この道を。
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