小雨
夕刻6時、松本東急インにて私どもの山の師古原先生の祝賀パーティーに出席しました。
古原和美先生はこの春、叙勲「瑞宝双光章」を受けられ、著書「山80年の回想」を出版されました。そして、めでたく八十八歳の「米寿」も迎えられました。
この「三重の祝賀会」がごく身近な山関係者により行われました。八十八歳のご高齢をものともせず、460ページに及ぶ著作を出版されました。さすが熊本藩細川家の血筋を引かれる気骨は今も健在です。
私はご指名をいただき、花束の贈呈をさせて頂きました。
「一言添えて」と申されましたので、「先生がご家族と共に大町へ越して来られた頃、山行やスキーをご一緒させていただき夢のような青春の日々を懐かしく思い出しています。どうぞ先生100歳!それ以上までのご長命をお祈り申し上げます!」
と申し上げました。涙が込み上げて来てしまいました。芳子奥様と共に歩んでこられた山人生、どうぞ何時迄もお二人のご健康をお祈りさせていただきます。
寿子
晴。
残留組はそれぞれ予定の行動となり、お父さんは「自動車学校へ入学」しました。17日間の教程を経て”免許皆伝”となるかどうか・・・。お父さんガンバッテ下さいね!
寿子
みなさーん!
今シーズンも
ありがとうございました〜!
また来年〜!
さようなら〜!
どうも!ときです。ついに小屋じめ!”小屋番娘とき日記”は最後になります…。
私がこちらへ来たきっかけは、震災からの原発問題・節電をうたったり、原発反対!といいながら自分の暮らし方に対する疑問やどうしたらいいか!という悩み、ふがいなさからの自分への挑戦!でした。仕事をやめ、思い切って登山経験はないけれど、登山グッズをそろえ、自然に囲まれた山小屋へ 何かを求め 飛び込みました。
電気のない生活、天水での生活、自然のわき水をいただいたり、人とのふれあい。…2ヵ月がたち…
ふっきれました!ちょっと、世界の大きな問題相手に悩みすぎていた(笑)ことに気づき、もっとシンプルにできることからまず実行すればいいんだ!とわかっていたことでしたが、今度は明確にはっきりとわかった。自然や地球、すべてに対して思いやりを持ち自分なりに今ある環境に感謝して生活すればいいんだ!そっか!そうなんだ!わー!スッキリ〜!と、いう、意外にも簡単な答えでした。
船窪小屋から見える雄大な大地の景色、宇宙を感じることのできる・今までで一番きれいな星空、岳人さんとの素敵な出会いやお母さんお父さんペンバさんとの自然の中で暮らす小屋生活、多くの小屋を支えてくれている山好きな素敵な人たちや、お母さんたちのファミリーのベルグハウススタッフさんの協力など
経験したものは
重く 心に残りました。下界での暮らしから離れれば 小屋の生活は まったく不便とは感じなかったです。むしろ初体験なことばかり。勉強になりました。
便利があるから不便がある。けどなきゃないで、できる!お母さんの暮らしの知恵を獲得、下界でも取り入れてみよう。もぉ、本当に感謝!
山登りはビギナーの私でしたが
山は大好きになりました。北アルプスを縦走するぞー!(せっかくシューズも買ったし!)
お父さんお母さん、本当にありがとうございました。感謝の言葉しかありません。ときには疲れからか素直になれなかったときがありました私を許してください。「ここでの生活は自分に対する修行だよ」とお父さんがいいました。本当にそう。ここへ私を導いてくれて、飛び込んだからには全て修行。暖かく迎えてくれて、たくさんのことを与えてくださりありがとうございました。そしてこの場をかりて 私の本当の両親にも感謝です。私を生んでくれてありがとうね、今素晴らしい経験ができてるのも両親・家族がいなければなかったことです。おかんありがとう。
そして、船窪ブログを読んでくれていた皆様、ありがとうございました。そして、道しるべの会の方、・おかちゃん、ひかるちゃん・歴代の小屋番娘の先輩たち、とも、みか、まい、何度も登ってきてくれた方々、小屋にきてくれたお客様皆様みーーんな!出会ってくれてありがとう!!本当に支えでした。みんな大好きです。
優しい方ばかりでなにより皆様、笑顔が素敵でした。与えてくれたものは大きく、自然にも生き物にも感謝。
さぁ!パッキングも済んだ!パンパンだけど(笑)!
2ヶ月半ぶりの下界へ帰ろう!
ありがとう〜!
さようなら〜!
また会いましょうね〜!
2011年
時田 恵理子
10月11日の登山道偵察の続きです。
船窪岳山頂。
デポしてある丸太が崩れていた。
山頂の道標。倒れたのをどなたかがどけてくれてあった。
船窪岳山頂。勝爺さんがストックで指しているのが道標のあった場所。東(左)側が崩れている。
船窪岳山頂。足の先が道標の立っていた場所。
続く。
地震により、船窪のテント場から船窪岳周辺の登山道が多くの場所で崩れています。
10月11日に、勝爺さんと登山道の偵察に行って来ました。
まずは、テント場から船窪乗越の間。
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