小屋番娘トキです、こんばんわ。ここ最近、月が出て明るい夜です。
みんなが寝静まった静かな夜、30分ほど外へ出て、ぼーっと月を見たり、目をつぶって沢の音・風の音を感じたりしています。見上げると輝く星!ん〜きもち〜!
昨日は、11名ほどのお客様がきてくださりました。お茶会で最後に素直でいい話をしてしめてくれた東京からの石〓さんの奥さん。船窪小屋は電気のないランプの小屋ですが、「こういう小屋がいいといいきるのではないですが、便利すぎてもと思う反面、不便なところへ行けば便利さを少し求めてしまう気持ちもあるけれど、それはそれでこういう小屋を楽しめたらいいなと思います。」(少し違ってたらごめんなさい)すごくわかりました。とても柔軟に受け止めて素直で素敵だなぁ〜と隣でうっとり聞かせてもらいました。山でお酒を飲んで楽しまれて明るく素敵な方々でした。80歳?の〓林さんの戦争中の話や山の話も感じさせられました。たーくさんのことを経験されたのだな〜でもなによりとにかく健脚!
不調で戻られて2泊していただいた大〓さん、のんびりなさいこうの場所で体を休められたのではないでしょうか?弟さんはに烏帽子小屋についているでしょう。ご夫婦や単独でこられた方々も素敵な夜をありがとうございました。
今夜は、おとうさんおかあさんの同級生の久保〓さんや、烏帽子、針の木から七倉から30名以上のお客様でした。
去年、泊まりにきてくれたマミ〓ちゃんが来てくれ、今年はビールを飲みながら冬季小屋で軽くお話。写真は持ってきてくれた詩の本。山で静かな時にゆっくり読みます!ありがとー!山で出会うっていいなぁー。針の木方面から来たみなさま、それぞれ到着されると、「早かったね〜どれくらいについたの?」「おつかれさま〜」の会話が飛び交ってなんだかほほえましかったです。きもちいなぁーこういうの。久保〓さんの昔からのおかあさんたちの苦労を知ってる人の話はほんとに気持ちがこもっていて、じんときました。
やー、今日もバタバタだったけど楽しかったー!山に景色に人!最高!皆さんありがとうございました!
明日は横内さんに向井くんがお手伝いにきてくれます。重くてたくさんの野菜を歩荷していただきます。
「あいかわらず人使いあらいな〜」とメールが<(_ _)>いろんな人に助けられてるなぁーー!お待ちしています!
7月25日晴れ!
昨日は40名近くのお客様がいらっしゃいました。夕食を外と中の3回。外では明るいMさんグループ、sさんグループのみなさん、囲炉裏端ではギュウギュウな上、ゆっくりできずに夕食をみなさんにとってもらいました。ごめんなさい。小屋の家族(この際もう家族(笑))4人でフル稼働!お母さんとペンバさんは40人分の天ぷらを揚げ、お父さんも食器拭きから味噌汁善そい(初めて見た、なんか微笑んでしまった)からなにから何まで。トキは中から外をバタバタ走る(笑)うちの小屋の寝室は36人分の布団が用意されてますが、それ以上のときは、仲良くみんなでギュウギュウしてもらいます。昨日は40人を超えたので予備の布団で囲炉裏端で(これがけっこう特等席) oさん、Sさんにご協力いただき寝てもらい、素敵な親子さんにトキが寝る冬季小屋に泊まっていただきおかげさまでなんとかわいわいがやがやバタバタの賑やかな楽しい1日となりました。天気もよく最高!明るいお客様
ばかりで
楽しかったです。囲炉裏端や冬季小屋で協力して下さった皆様ありがとうございました。小さな小屋ですか人とのふれ合いには最高の場所です。静かでのんびりゆっくりできる日、がやがやわいわいの日、それぞれ「その時」をお楽しみください!
写真はお母さんと、今年も来てくれたTさん。かわいいお嬢さんとお二人で。おやきごちそうさまでした!おいしかった〜!
ペンバさんと毎日水汲みへ。
今日はピカピカ天気なのに雷鳥を見たらしく
「トキサーーン!イマ、ライチョウトンデキマシター!」 「オスー?メスー?」と後ろから叫んで聞くと 淡白に「メシ」。
かわいいペンバさん。ほんと好き(笑)
おとうさんは
寝て、起き上がってハエをたたいての繰り返しをしてます(笑)ほんと好き。おかあさんも1日5、6回はある「お茶にしよっか」でひとやすみ。かわいいな〜
今週末もいそがしくなりそう。
皆様お待ちしてます〜〜〜〜!
船窪小屋も消灯し静まり返りました。土日は頼もしい道しるべの会のみんなにお手伝いいただき明るく楽しい岳人の皆様と過ごすことができました。本日も「念願にこれた、いつもはテント泊だけど小屋に泊まりにきた」と言ってくれた岳人のみなさまと楽しいお茶会でした。針の木古道やお父さんのクロヨンダムの話など。今まで、接客業をずっとしてきましたが、こんなにもたくさんの「ありがとう」をいただいたことはないなと思います。感謝の言葉を口に出すと人の笑顔の表情は最高です。これも、お父さんお母さんの人柄、ここで出会ったすべーてのものが一つになって存在する「船窪小屋」のおかげ。パワースポットだこりゃ(笑)。鐘を鳴らしてお見送りするとき、こんな小娘にもぎゅっと握手をしていただきキラキラした目で「また来るね」と言ってくださってほんっとに嬉しく思います。
小屋の厨房では、お母さんはお茶目で面白いことを言うと、上目遣いでぺろっと舌を上唇にあてる癖があってそれがほんとにかわいい、ペンバさんとのやりとりもほんとにウケます。これを見れるのは小屋番ならではの特権です(笑)。お父さんは無口で真実を語る人だから、一緒に話してて笑っているお父さんが大好き。玉ねぎ好きと聞いて玉ねぎばっか朝昼に出してたらもぐもぐしながら「こんな玉ねぎいっぱいでゃー」と言わせて、無言で舌を上唇にあててお母さんと目配せ(笑)。お母さんとお父さんとペンバさんと毎日ずーっと一緒。いろんなことがもちろんあります、ゆっくりな時間、バタバタする時間。毎日違う。だからおもしろい。
今週は半日時間をいただいて、蓮華のコマクサ見に行ってきます〜!
去年ボランティアで小屋じめの時来てくれたモリリンがこの夏烏帽子小屋で小屋番してます、時間があれば、船窪から烏帽子小屋へ会いにいく予定です!「これって縦走っ!?これって縦走?キャー」ともじもじ赤ら顔の私。船窪エリア、歩かずにお客様に道の説明できますかっ!
ではでは皆様!山のお花もきれいに咲いてきました!お待ちしておりますーー!おやすみなさいー!
栂池の宿仲間でもあり、息子の子供の頃スキージャンプのコーチとしてもお世話になってた相沢夫妻が扇沢から訪ねてきました。「やぁー、一度どうしても来たかったんで、今日やっと実現したわい!」とのこと。思いがけない訪問にお父さんと共に大歓迎でした。そして次の日奥さんの京子さんは名倉へ下山し、彼は烏帽子廻りで下山することに。よく晴れたこの日、稜線を行く彼の姿を双眼鏡で追うことにしました。なんと!船窪第2ピークの斜面に見え隠れする彼の姿を見たのは出発してから1時間後でした。「やっぱり小谷の熊は違うね」と京子さんと共に追い続けました。そしてピーク到着を確認しようとした時にはその姿はありません。きっとあっという間に通り過ぎてしまったのでしょう。そして彼女は下山しました。私共スタッフは今夜16日はお客様の予約もなく晴れ渡る稜線の中に登山者を見つけようと双眼鏡を覗き続けたのです。そしてなんと、不動岳の山頂に鮮やかな黄色いドーム型のテントを見つけたのでした!お父さん、「ヤッ、しょうがねぇな、あそこはコ
マクサが咲いてるところだぞ〜!ひとりにしちゃテントがでかいな」しばらくするとテントはなく指導標のところに一人たっていました。「どっちへ行くんかなぁ。おっ。こっちへでたぞ。」そして稜線は薄いガスに覆われました。12時過ぎ、斎藤先生がお一人で到着され「一人だけど売上に協力させてもらいますね」とおいしいパンをお土産に持ってきてくださいました。「今夜は先生お一人です。ゆっくりなさってください」とお土産でお茶をいただきました。そして、夕飯前、七倉岳方面から大きな荷物の男が!なんとテントの主は松下大先生だったではないですか!そして例のごとくビールで乾杯後夕食となり、先生と私たちだけの為に素敵なアコーディオンの曲をプレゼントしてくれました。「こんなにゆっくりした船窪小屋は久しぶりですね」と今夜の曲は特別に美しく船窪版”斎藤記念演奏会”となり夜空の星達と山々そして礼子さんにもこの美しい曲がプレゼントされました。まっちゃん曰わく「久しぶりに28キロの荷物を持ってこのコースを歩いたけど、
やぁー、きつかったですねー!」と。翌日の昼食を食べ、久しぶりに訪れた大阪の井上さんと再会の握手を交わし、2度目の演奏会。そして軽くなった荷物を担いでひょいとひょいと下山しました。その後6月末から道しるべの皆様が心を込めて道を直した稜線上で、70代の単独女性の方の事故があり登山道修理に専念して岳人のお客様をお迎えしている山小屋としてはとても悲しく、身の引き締まる思いです。どうぞ登山者の皆様にはできるだけ単独でなく2名以上で歩いていただきたいと思っております。梅雨も開け、アルプスに吹く風も夏山の匂いをいっぱい運んで精一杯の夏山となりました。七倉尾根に咲く手形ちどり、コマクサ100種類以上の花達も今を盛りの満かん飾りとなりました。トキは7月12日に、ペンバサンは7月14日に入山。寿子、お父さん、そしてお馴染みのボランティアさん、皆さんの笑顔に会いたくて毎日お待ちしております。熱いお茶と歓迎の鐘の音が皆様をお待ちしております!ゆっくり安全な山旅であります
ように祈りつつ… 寿子
こんばんは〜船窪はお天気が続き、槍ヶ岳から立山、剣まで360度見渡せる最高の景色でした。大阪から井上さん、布団干しを手伝ってくださった寺さん。2泊して蓮華まで行ってきたTさん。常駐隊の方々とお酒を飲んで楽しい夜でした。天の川や満点の星の夜でした〜。大沼さんが登ってきて、ときちゃん誕生日おめでとうとシャンパンを持ってきてくださいました。すっかり忘れていました(笑)Fさんグループの方と皆さんで祝っていただき最高に嬉しかったです〜 皆さんありがとうございました〜。
山でお一人女性の方の事故もあり、常駐隊の方々も山は、本当に注意をしていただきたいと願った様子で、私たち小屋番も皆様が無事に小屋に着かれること、翌日もご無事を祈っております。しっかりお見送りしたいと思っております。梅雨明けも致しましたね〜
事故なく皆様、山を楽しんで船窪にもいらしてください★
7月22日。
針ノ木谷の草刈りを終え、おさんぽ隊長さんとT中さんは下山。
残ったお手伝いボランティアはT居会長と僕(塩)だけ。
日曜日でもお客さんは30人近くいらっしゃっている。
食器洗いのヘルプを仰せつかった塩、厨房へ。
船窪小屋の厨房は狭く、そんなに大勢は入れない。
そんなわけで、なかなか厨房内のお仕事にご指名がかかるチャンスはやってこないのだ。
が、がんばる。
・・・・
めまぐるしいほどの忙しさのなか、できた少しの時間でトキちゃんがお弁当の「おにぎり」の製作を始めた。
ん?おにぎりを入れるジップロックにトキちゃんがなにやら書き始めた。
なになに・・・?
いってらっしゃい
お気をつけて☆
船窪小屋
いやあ。まいりました。。
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