朝晩冷えるこの頃。夏の疲れが出てきた足に、お父さん御用達のお灸を拝借するトモさん。お灸を据えながら真剣に説明書きを読んでますが、何ともフクザツな姿勢ですねぇ(笑)
道を歩いていると甘い香りがただよってきて、おそらく楓の香りかなと思いながら歩いていました。
あざやかな色と秋の香りに包まれて、やっぱり山はいいなとしみじみ感じるのでした。
針の木峠から針の木谷へ。
お父さんが昔、黒四ダム設計課に勤務していた頃、仕事が終わってから土曜日のお昼に買い物した荷物を背負い、扇沢から針の木峠まで登り、針の木谷へ下って船窪乗越からお母さんのいる小屋まで通い、到着は夕暮れになっていたとういう話。何度となく聞いて
私もまだ歩いたことのない道なので、今回歩いてきました。
針の木小屋にてゆっくりとお茶をいただいてから、誰もいない登山道を下ります。振り返ると稜線のダケカンバがきれい。草刈りされた登山道をしばらく下ると涸沢と合流。標高2000mぐらいから沢の流れが出てきました。
渡渉箇所は石が滑りやすいのでゆっくりと。地形図を時折だし、確認しながら下りてゆきます。本沢に合流したところで流れの音を聞きながらお昼ご飯。
本沢をしばらく下り、分岐から
乗越へ。この登りもきついですが、乗越からの登りもかなり堪えますね。
静かな静かな沢と森の道。紅葉がさらにすすめば、また雰囲気もよさそうです。
お父さん、毎週通ったんだね、この道を。
今晩は。今日は日帰りで紅葉の様子を偵察に行ってきました。
北葛岳、蓮華岳を越え、針の木峠、さらに針の木谷へ下り、船窪乗越、船窪小屋に帰ってくる紅葉満喫ルートです。
予想以上に紅葉がすすんでおり、大満喫してしまいました。
船窪小屋から蓮華、針の木間の稜線の紅葉は今週末あたり見頃を迎えるでしょうか。雑誌、ワンダーフォーゲル10月号にも特集になっていましたが、静かでかつ美しい紅葉を楽しめるコースです。
ぜひとも歩いてみてください。
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