北アルプス ランプの山小屋 船窪小屋

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後日書くと言いながら、延び延びになっていた私の縦走日記。私より一週間も後に旅に出たしのぶさんに、ブログアップ、先を越され…あぁぁ(-_-;)。気を取り直してお話していこうと思います!悪天候だったため写真は殆どないので申し訳ないですが、どうぞお付き合いくださいネ☆さて、8月20日〜24日、休暇をいただいて4泊5日の山旅にでてきました。山小屋スタッフの休暇はある日突然決まるらしい、と聞いてはいましたが、私も出発2日前に「里実ちゃん、今週長いお休み取ってね」。それではと、地図とにらめっこで悩んだ末、憧れの読売新道を歩いて針の木谷を上がり、船窪小屋に戻ってくることに決めました。初日、天候は次第に崩れる模様、少しの不安を抱えながらも、みんなと鐘の音に見送られて小屋を出発しました。船窪乗越までは、知った道で足取りも軽い。そこから先は未知の冒険の始まりです。靴底に感じる山道の感覚にワクワク。船窪岳〜船窪第2ピークまでの登りはなかなか!逆コースは厳しそうだなぁと思いながら、連続する崩壊地の通過
に気持ちを引き締めつつ歩を進めます。マツムシソウ、タテヤマウツボグサ、シモツケソウ、トウヤクリンドウなどなど、
ハッと目を引く花も多く楽しませてくれました。不動岳では、お尻の真っ赤な猿に見つめられながら早めのお昼を。南沢岳の登りあたりからはついに雨が降り始め、遠雷も聞こえてきました。雨は烏帽子田圃辺りから本格的になり、烏帽子岳は残念なことに濃い霧の中…登頂意欲をなくし(ちらっと見れたからOK!)、そのまま烏帽子小屋へ。樹林に囲まれた青い屋根の、懐かしい感じのする小屋です。ご主人やスタッフの方に暖かく迎えていただき、本を読んだり(その小屋ならではの本棚も楽しいですよね♪)、他のお客さんとお喋りしたり、雨の山小屋時間をのんびり過ごしました。そして夕食のテーブルで、この先の旅をを共にする素敵な方々と出会ったのです。(つづく)

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雨が激しく降り続いた今日、不意に訪れたうっとりするような夕刻。みんな茜に染まる。

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もくもくもく…囲炉裏の部屋は真っ白け。火災報知器が作動しないか心配なくらい真っ白け。先日、古くなったカラマツの丸太の椅子を、お父さんとしのぶさんで薪にしました。その薪を燃やしたのですが、湿っているためどうも良く燃えない。ぽつり、お父さんの一言…「は〜、こりゃあ〜全く燃える気がねぇぞ」(笑)。もくもくもく…男二人、炎に見入る。

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軽い高山病?いやいや二日酔いは気のせい。五郎小屋の皆さんに別れを告げ、二日目は双六小屋を目指しました。ここからの道は三年前に水晶岳から眺めた稜線。いつか歩いてみたいと思っていた道。しかしながら霧の中。
濃いガスは水晶岳を過ぎる頃、ようやく晴れ、三年前に歩い景色に再会。そして、山岳会の仲間にも偶然再会。
三俣山荘では、大好きなケーキとサイフォンコーヒーの誘惑に負け、贅沢をしてしまいました。
さてと再び歩き始めるも、ガスに覆われ、待ちわびていたとんがり君の姿は見えず…
双六山頂からの槍の姿はあきらめ、双六小屋へ。
大きく、キレイな小屋にやや緊張するも、小屋の方々が丁寧に対応してくださいました。
お部屋でゆっくりする間もなく、またしても驚きの再会、北海道時代の先輩が目の前に…。
サプライズな再会の連続で、疲れている暇などありません。その夜のビールもまた格別でした。明日こそ、とんがり君に会いたい!つづく。

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雨が降り出しましたが…
今日、一番乗りのお客様はお父さんにと、お酒を一升!!
どうやら、今日のお客様はお酒好きが集まったようですね〜
囲炉裏からモクモクと煙があがる中、明るいうちから盛り上がってますよ!!

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おはようございます。お天気は曇り空ですが、7時頃にヒドウさんが到着、早すぎ!
とも君と共に不動岳へ草刈りに出かけました。
いってらっしゃい!

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何度登っても、キツーイ七倉尾根。今日はとも君と鼻付八丁から上の登山道整備に行ってきました。
草刈り、そして、老朽化したハシゴを治しました。
何気なく、あるいは息を切らしながら通る道、こうして整備しながら歩くと、道に対して愛おしい気持ちが湧いてきました。

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お弁当とおやつを持って、七倉尾根の登山道整備へいってきます!

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ミルク色のやわらかく濃い霧に包まれた船窪小屋です。天然のミストシャワーだね〜、と私達女子は喜んでいます。本日のお客様はお二人。夕餉のお話が弾んでいるようです。

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東の空が虹色の帯を纏い、屋根の上には夜の名残のオリオン座。夜が去り、朝日を迎えるまでのわずかな間に凝縮された、最も美しい時間の一つだと思います。小屋では朝食の準備が始まっていて、カタコトと火をかける音がしています。そろそろお客様も起き出すころ。今日はどんな1日となるでしょうか。