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一か月

投稿： 2010年 11月 18日木曜日 18:46
投稿者：寿子（or 小屋番）
カテゴリー：ふなくぼレポート.

こんにちは。
小屋番としてお世話になりました、ひかるです。

もう11月中旬。
船窪小屋に冬支度をし、お父さんお母さん、

小屋締めに来てくださった皆さんと七倉の尾根を降りて、
あっという間に１ヶ月が経ってしまいました。

お母さんの日記にもあったように、下山後はお母さん、療養を余儀なくされていました。
いつも元気なお母さんですので、気持ちと身体が噛み合わずジレンマもあったのではないでしょうか。
最近は、まだ痛みの芯のようなものはあるみたいですが、針治療を受けたり
「少しは動かないと、筋力が落ちちゃうからね」
と、痛みと付き合いながら活動範囲を徐々に元に戻しつつあります。

私は、小屋では何度かお話したかもしれませんが、現在は白馬ベルグハウスでお世話になっています。
船窪のお父さん・お母さんの生活の糧となったスキー場のホテルです。

先日、ここでもご報告があった下ノ廊下登山教室。
私もスタッフという名の生徒として参加し（笑）、最後の船窪のイベントを楽しんで
「小屋番生活が終わったー!!」
と、一区切りができました。

今更になりましたが、
小屋でお会いしたたくさんのお客様・遊びに来てくれた友人、船窪のサポートをしてくださった皆さん、HPの管理者さま
運営や心の支えになってくださったベルグのスタッフの皆さん、宗さん・優さん・・・

そして一緒に生活した、お父さん・お母さん、ペンバさん。

本当にありがとうございました。
小屋番を終えて、
こんな体験が出来た私は幸せ者だなぁ・・・というのが1番の想いです。

まだこのHPでも、もうしばらくお世話になりますが、
再来を待ちながら雪に眠る船窪小屋へ
また私も行けたらいいなぁ～と思ってます♪
また山で、お会いしましょうネ。

追・
お父さんの近況が無いじゃないかって??
そうでしたそうでした。お父さんは下山後の翌日から、変わらず6時半には起床、いつもの生活に戻っていました。
感慨にふけ、どっぷり疲れてグータラする私とは大違い（笑
とっても驚かされました。
お父さん・お母さんにとって、本当に生活そのものなんだと改めて知らされました。
下山後の14日、夕食のデザートでお馴染みだった‘さるなし’を一緒に収穫し、その日のうちに果実酒にと漬け始めました。