北アルプス ランプの山小屋　船窪小屋

例年１２月に懇親を深めるため、合同で慰労を込めて両会で忘年会を開催している。
今回は栂池高原白馬ベルグハウスではなく、「富山チロル山の会」の皆様の地理的条件を考え富山県と新潟県の境に近い新潟県糸魚川市市振「親(おや)不知(しらず)観光ホテル」で開催された。

今回の参加者は１５名で遠くは大阪・東京等遠方から参加され、にぎやかに楽しく懇親を深めることができた。
「親不知観光ホテル」は１０月開催した、「船窪小屋登山教室・下の廊下」以来で宴会の料理もなかなか豪華で満足であった。
今年は８月８日船窪小屋を出発し針ノ木谷に整備しながら下降し平の渡し方面から「富山チロル山の会」の皆さんが整備しがら上がって来て運よく合流することができ、一緒に記念撮影をすることができた。

ご承知のかたもあると思うが「親不知観光ホテル」脇の国道から「さわがに山岳会」代表小野健さんたち仲間が長い年月と私費を拠出し朝日岳までのルート「栂海新道」を開設した。小野さんたちは毎年五月末に「親不知観光ホテル」の脇のウエストン像があるとこで海のウエストン祭を開催している。
よくＨＰを検索すると針の木谷古道がよく整備され、かつてのように迷うことがなく感謝しているとのメッセージが掲載されていることがあるが、こういう記事を見ると俄然元気が出、船窪小屋のお父さんの意思が、今後も多くのボランティアの皆様に引き継がれ、信州と富山をつなげた歴史ある古道が安全で多くの登山者に愛されればこの上ない慶びである。是非、針ノ木谷を遡行したことない方は歩くことをお勧めする。当然船窪小屋で宿泊し「松澤のお父さん・お母さん」と懇親を深めることも併せてお勧めする。

自作の地図で佐々成政のルート説明する「チロル山の会」のＴ氏

忘年会に参加された皆さん

船窪小屋のお父さんと「富山チロル山の会」のＴ氏

国道８号脇に建つ栂海新道看板

忘年会を開催した親不知観光ホテル

親不知の海岸線

親不知観光ホテルから高速道路が遠望できる

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