北アルプス ランプの山小屋 船窪小屋

昭和39年東京中日新聞から・・・②

(じゅんちゃさんの原稿を塩ちゃん代理投稿)

 

昭和39年8月6日の東京中日新聞に河合様が書かれた記事を読むと大見出しは「雪渓、山稜、高山植物」三拍子そろった秘境」・・・だが道は険しく危険。
当時は船窪小屋の営業期間は7月1日から8月末日。記事を抜粋すると「イワタケの味噌汁・ご自慢の山菜料理アザミの天ぷら(なんだろう)と目をパチクリ。口づけしていくうちに、その舌をうつ新鮮さに(スゲエ!)と思わず驚嘆を上げる」
北アルプス一若い山小屋経営者松澤宗洋(28歳)の人柄が滲みでている。手作りの料理、ビニール布の窓、自家製のローソクランプ、清潔な寝床、白樺の表紙の宿帳など。

 

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看板   船窪小屋から七倉尾根の難路を下ると線路跡(材木を搬出)へ出た

 

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渡渉   梅雨末期の濁流渦巻く針の木谷を下る。水も飲めず苦しかった。

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宿帳    白樺の宿帳

 

 


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