北アルプス ランプの山小屋 船窪小屋

[柴野日記] 9月21日 連休2日目

朝食。朝早くから泊まりに来ている淳子さんと由香さんに手伝っていただく。こんなとき船窪小屋はボランティアさん達の力で支えられているのだなとしみじみと思う。
お客さまを見送って(忙しいとお客さんとの関係は薄くなってしまいます。悲しいことに)お部屋を清掃。さすが50人以上入っただけあり砂やプラスティックのゴミがポロポロ出てきます。本日は予約の方々はツアーも含めて42人。これ以上の人が来ると予想し、昨日の料理が足りなかった教訓を生かし、60人分作りました。しかしこれを超えて63人本日はお客様が来られました。私とたみちゃんは増えた分のおかずを作るのでてんやわんやでした。部屋は定員5名の所を10人。定員4名の所を7名。満員御礼ですね。もう忙しくてこんな事務的なことしか覚えていません。お客さんの顔もほとんど見れないまま、一気に時間が過ぎていってしまいました。お茶会がないとなんだか船窪小屋らしくありません。
そして、向井さんは宿帳と格闘。食事は4回戦。キッチンは大混乱。スペースがないのでいかに早く仕事を終わらせ次の人に場所を明け渡すかがポイント。回転の速さが大切です。盛りつけは場所がないのでとなりの事務室で行います。『ガラッ』と引き戸を開けると3畳ほどの広さの部屋で立て膝をして料理の盛りつけを窮屈そうにやっている人がいる・・・。こんな様子はほかの小屋では見ることが出来ないでしょう。お昼すぎにNHKの方が来ました。このかたはNHKの『小さな旅』に小屋が出たときに制作に関わった人だそうです。入って来てまず『お父さん!山で食べられる葉っぱ教えて!』の一言。さすがNHK、短時間で知りたい情報を得る方法を知ってますね。取材だったのでしょうか?そして夕方には東京で茶道の教室を開いている竹村さんが来ました。そんなこんなでどうにか連休のピークを終えることが出来ました。


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