北アルプス ランプの山小屋 船窪小屋

ふなくぼ便り   →道しるべの会通信

(じゅんちゃさんの原稿を塩ちゃん代理投稿)

 

今日は船窪小屋の案内板をステンレス彫刻家の中嶋大道先生の工房に行って取り付けていただいた。
私の考えはドリルでパイプに穴を空けボルトを通せは完成と思っていたら、プロの考えはパイプに少し大きい穴を空けそこを一旦溶接機でボルト穴の大きさを残し埋め、ダイスでネジを切り見栄えよく取り付けてくれた。
芸術家にお願いするのは気が引けたが、こころよく取り付けてくれた。
中嶋大道先生さんは若いころ三俣山荘でアルバイトしたこともあり、旧船窪小屋も知っていた。
来年の「落ち葉掻き」の時に七倉登山口に設置する予定です。

 

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(じゅんちゃさんの原稿を塩ちゃん代理投稿)

 

5月25日(日)恒例の登山道落ち葉掻きが実施された。七倉山荘前に約35人ほど集合。地元の会員としては毎年県外から参加してくれる会員には本当に頭が下がる。各自ゴミ掻き等を持参し七倉尾根を登り昨年の秋に登山道に積もった落ち葉を除去したり、浮石を移動させたりし登山者が安全に船窪小屋に来ていただけるよう慎重に作業を実施した。登山道に倒れている樹木も撤去し安全に通行できるよう作業を実施した。登山道脇のシャクナは満開でブナの樹林帯は心が癒される。作業に参加した方の集合写真はHPに塩ちゃんがアップしてくれるでしょう。

 

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じゅんちゃさんの原稿を代理投稿)

山梨県北杜市で開催された「NHKのど自慢」。
「船窪道しるべの会」会長である鳥居さんが激戦の予選を勝ち抜き
「NHKのど自慢」に出場を果たしたことは会員として嬉しく思います。
舟木一夫の「高校三年生」を熱唱しましたが残念ながら今一歩でした。
きつい学生服がとても凛々しかったですよ。
この次は船窪小屋で美声を披露していただきましょう!!!

 

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(代理投稿)

先日、仕事で行った先が桐ちゃんの家とは知らず

帰りがけに桐ちゃんから声をかけられビックリ!!!

桐ちゃんも帰りがけまで私とは気が付かなかったようです。

大きなお腹で出産まじか。第2子で元気な赤ちゃんを期待

しています。ここのところ元、前小屋番の出産ラッシュで

じゅんちゃは嬉しい限りです。

 

          信州 安曇野 穂高 じゅんちゃ

 

(じゅんちゃさんの原稿を塩ちゃん代理投稿)

 

先日播いた牧大根が芽を出してきた。毎年船窪小屋の母さんが小屋を閉め下山後、大根を漬け翌年の小屋開け時の荷揚げの際、船窪小屋にあがる。
これから、種をたくさん播いて芽が出ているのである程度大きくなってきたら疎抜き、適当な間隔を保つようにし大きく育つようにする。

 

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(じゅんちゃさんの原稿を塩ちゃん代理投稿)

 

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8月23日(金)午前中は、なんとか天気がもつではないかと予測し、早朝、七倉の登山口に向かった。今回も「豆腐と揚げ」を発砲スチロールに詰め、また旧船窪小屋の写真を防水袋に入れリックに結わえ息せき切って登る。唐沢のぞきからは雨足が強くなりカミナリも聞こえ先を進むか逡巡する。
さらに登っていくと3人の登山者が下りてきた。一言二言話をして先をいそぐ。後でわかったのだが父さん母さんのお孫さんであると七倉に迎えに来た父さんと会い分かった。残念ながら今回は鼻付八丁下で断念し七倉に下山することにした。七倉のゲートを管理する方に聞いたらゲート先は危険なため通行止になっていると言っていた。今回は残念ながら船窪小屋まで行くことができなかったがこの次の楽しみに!!!

(じゅんちゃさんの原稿を塩ちゃん代理投稿)

 

「信州の山・北信・東信209山」が信毎書籍出版センターから出版された。著者は宮坂七郎さん。162ページに「山での独り言」という中にこのような記事があったので紹介します。
○ランプの小屋には驚いた!女将さん:「明朝の出発時間は?」、私:「5時です」女将さん:「分りました」・・・ 明朝4時30分に朝飯を用意してくれた・・・こんなことは初めて、しかも出発時小屋の人全員で鐘を鳴らし無事を祈ってくれ見えなくなるまで手を振ってくれた。これぞ山小屋、私は針ノ木岳に向かった。

(じゅんちゃさんの原稿を塩ちゃん代理投稿)

 

大阪の河合様から送られて来た写真の中に昭和39年7月の大町駅前の写真があった。写真をよく見るとこのバス停が七倉方面乗り場と書いてあるので船窪小屋から降りてきた時に撮影したと思われる。

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もう一枚は扇沢のバスターミナルの新築工事の写真で入山時に撮られたと思う。工事看板を見ると建築主関西電力・施工者間組(ハザマグミ)と書かれている。

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(じゅんちゃさんの原稿を塩ちゃん代理投稿)

 

河合様から送られて来た写真の中に船窪小屋で赤ちゃんを抱くお父さんとお母さん。ローソクの下で撮影したのとあまり高級なカメラで撮影したのではないとのことで少々暗く撮影されている。それにしてもお父さんもお母さんも若いですね(50年前だから当たり前か!!!)写真の中の赤ちゃんはだ~れとの河合様のコメントがあったので機会を見て聞いてみましょう。

 

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(じゅんちゃさんの原稿を塩ちゃん代理投稿)

 

昭和39年8月6日の東京中日新聞に河合様が書かれた記事を読むと大見出しは「雪渓、山稜、高山植物」三拍子そろった秘境」・・・だが道は険しく危険。
当時は船窪小屋の営業期間は7月1日から8月末日。記事を抜粋すると「イワタケの味噌汁・ご自慢の山菜料理アザミの天ぷら(なんだろう)と目をパチクリ。口づけしていくうちに、その舌をうつ新鮮さに(スゲエ!)と思わず驚嘆を上げる」
北アルプス一若い山小屋経営者松澤宗洋(28歳)の人柄が滲みでている。手作りの料理、ビニール布の窓、自家製のローソクランプ、清潔な寝床、白樺の表紙の宿帳など。

 

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看板   船窪小屋から七倉尾根の難路を下ると線路跡(材木を搬出)へ出た

 

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渡渉   梅雨末期の濁流渦巻く針の木谷を下る。水も飲めず苦しかった。

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宿帳    白樺の宿帳