12日は朝から快晴でお母さんとトキちゃんは布団カバーを大きな、たらいで足と手で何枚も洗濯し干した。洗濯機で洗えば簡単であろうが、ここ船窪小屋は額に汗し人力洗濯機。
これで登山者の皆さんも気持ちよく今晩は熟睡!!!
「ランプの山小屋」船窪小屋は発電設備がないのでフッチーが作ったソーラーで逐電し夜のお茶会でDVDをお客様と楽しんでいる。昨晩は先日テレビ東京で放映された「秘境のランプの山小屋」を観ていただき楽しんでいただいた。12日は朝から快晴で発電びより!!!
背景は立山(雄山・龍王岳)
9月12日、「天狗の庭」上部はにわかに紅葉が始まっています。小屋の周りのウラシマツ
ツジも赤く紅葉してきました。
朝のお茶を飲んだ後、お母さんがクロマメの木の実を摘みに行くというのでトキちゃんと動向した。菅平に行ったとき浅間ブドウということを聞いた。同行者からジャムにするから採取禁止であることを聞いたことを思い出す。クロマメの実は黒紫色でアントシアニン・フラボノイドが含まれており体に良い。鳥や小動物などの貴重な食料であるので登山道脇にある実を少々いただいた。これから霜が降りるので実はシワシワ状態になる。
黒豆の木はミヤマモンキチョウの幼虫が食樹としているので高山蝶であり年々固体が減少傾向にある。小中学校の頃は蝶を追いかけていたし、田淵行男先生(ナチュラリスト・高山蝶の研究家・山岳写真家)が近所にお住まいになっていたので山で蝶を見るとつい目が向いてしまう。
9月12日は朝から快晴。船窪小屋奥の部屋(定員16名)の敷布団をお父さんの号令で干すことになった。ペンバさんが脚立の中間から屋根に放り投げお父さんと「じゅんちゃ」が広げる。屋根からの槍ケ岳や立山の眺めは抜群。これで宿泊していただく登山者の皆様も気持ちよく快眠ができそうだ。
雲の中に浅間山や根子岳が遠望できる(布団を干すお父さん)
槍ケ岳が遠望できる
針ノ木岳と蓮華岳
8月26日、畑の湿り具合を見ながら、安曇野の伝統野菜「牧大根」の種まきをしました。
昨年収穫した「牧大根」は船窪小屋のお母さんが漬けて船窪小屋にヘリで上げられて宿泊者に提供されています。
今年も来年に向け種まきをしました。天候に恵まれ良い大根が収穫できればと願っています。
※牧とは集落の名前で安曇野市穂高牧(マキ)常念岳登山口
種まきをした後、鶏糞を筋上にまく
種播機
YOUTUBEに船窪小屋の動画がアップされていましたので、ご紹介します。
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