4月9日最終日 (晴れ)
朝、ホテルのフロントの人に二人の名刺を渡したら、「私も山登りを始めました。今は九州だけですが、だんだん本州、北アルプス、北海道の方へと思っています!」と喜んで話して下さる。
湯布院を8時に出発。
フッチーさん「今日は竹田市の岡城跡が目標です。」と言って下さる。
湯布院の街を通り抜け、曲がりくねった道や真っ直ぐな道を走り「黒川温泉」へ…
人気の温泉地と聞いていたが、谷に沿った処は乗鞍の裾にある白船温泉に似ていた。
そして「岡城跡」へ…
滝兼太郎の“荒城の月”は余りにも有名である!!
中世に志賀氏の居城であったが、廃藩置県により大分県による入札、払い下げで全て69棟が取り壊され、石垣のみが残って今に至るという!!
“昔の光り 今いずこ…” である。
フッチーさん曰く…「ここで、私の お見せしたかった場所は終わりました!」
お父さん曰く…「ありがとうございました!イヤァ〜私は九州を見てびっくりしていました。とてもレンタカーでは回れません。本当にお疲れ様!!」 と
二人とも固い握手を交わし、次の宿、大分駅前ホテルへ着いたのは4時半すぎでした。
一休みしてホテル推薦の居酒屋さんへ案内されました。生憎、水曜日は市場が休日でしたが、 大分の美味しい夕食と地酒を頂き、三人共 旅行の疲れを感じてホテルのベットに倒れ込んだのでした…
飯田高原長者原ビジターセンターへ
何と!フッチーさんのプリウスを降り、背を伸ばしてひと休みしていると、隣の車から降りた若者がニコニコして近ずいてきて「こんにちは!ここでお会いするとは本当にびっくりで〜す!」 と手を伸ばし握手!!
「僕、昨年夏に船窪小屋に泊まりました!!」という、相方さんは お父さん や寿子をよく覚えていて下さり、近づいて来てくれたのです。全く嬉しい出会いでした。彼等は これから坊がつるへ行きテント泊するという。
「お元気で!又お会いしましょう!!」とお見送りして別れる。夏は 西穂高山荘でアルバイトするという。
そしてフッチーさんの案内により、次は 阿蘇シルクロードをひた走り360度の大パノラマ絶景スポット“大観峰”へ!!
ここから眺める阿蘇五岳は、お釈迦様の寝姿“涅槃像”に例えられるという。
眼下にはのどかな田園風景が広がっている。兎に角広い!!大観峰を回り 湯布院へ…
2日目の宿泊は湯布院温泉「彩岳館」である。
フッチーさん 一ヶ月前に下見に訪れたといい、宿のスタッフも良く覚えているようで歓迎される。
和風旅館で、夕食はレストランでとる。窓は大きく開かれたガラス張りで、湯布院の街が眼下に望める。そして あちこちに湯けむりが上がり、その向こうに湯布岳がそびえる。絶好の場所にその宿は静かにたたずんでいた。
夕食も豪華で、私共2人には最高なものであった。
“憧れの
湯布院の地に夫ときて 酒 酌み交わし
命永らう“
泉質は 柔らかく しっとりして無色に近い、とても上品なお湯だと思った。私は 食前、食後、朝と 三回入浴する。ちなみに お父さんは一回のみ、フッチーさんは二回とのことでした。
4月8日 島原フェリー、熊本港、熊本城
長崎駅前ホテル 8時発にて長崎の展望台と言われている“稲佐山”へ…
「本当に、坂の街長崎だ!!」
狭くて急な道をプリウスがひた走ること一時間余り…曇天だったので海の向こうは霞んでいたが海岸線はハッキリ見える。“浦上川”に沿って長崎駅、天主堂、原爆投下地点、等々…長崎の街は まるで四年前に訪れた ネパール、ダージリンの街のように崖の中腹を削って建てたように、坂道にビッシリ連なっていた。四年前のダージリン鉄道のことや、案内してくれたペンパラマの事が思い出された。そして、長崎港の方には、三菱造船所や、製鉄所が見渡せ、入り組んだ海岸線を見ていると、いつか山小屋で読んだ“五木寛之さん”の「沈黙」という小説を思い出す。
稲佐山での強烈な眺望は
今後
私の脳裏から離れることはないだろう!!
大展望台に別れを告げ、次は島原港から熊本港へ…
フェリー船に乗った。
窓辺にカモメの大群が舞って 船上から投げ入れている“エサ”に群がってとても綺麗だと思う。
熊本港から“熊本城”へ!
熊本城のことは、50年前 熊本から信濃大町へ引っ越して来られた古原先生の母上様から よく聞かされていた。 松本城と どこが違うのか、一度訪ねたかったが今日に至った。多分二の丸駐車場から入城したと思うが、兎に角、余りの広大さ、規模の大きさに圧倒されて、すぐ「松本城との比ではない!!」と兜を脱いだ…。
古原先生の母上様が自慢する以上の城が私の目の前にあった。案内人の男性が寄って来たので、「信州の松本城とは比較できないですよね…」等 言ったら「戌亥櫓が築城時のままなので、松本城とよく似ているから案内しましょう!」と言ってくれたが時間もなくお断りする。チャンスがあれば もう一度訊ねたい!!
そして、九重“夢大吊り橋”へ!
この吊り橋は九酔渓谷に掛かる高さ173m長さ390mの日本一の吊り橋だという。人間が通る巾1.5m手摺1.4mで 中村村から北方村まで 橋がないと、往復するのに小一日かかったという住民の悲願が2006年10月に落成し、20億円を地元負担で達成し、今は年間100万人が観光で訪れるという!!
孫に夜読んでやった“トトの橋”を彷彿させた…。
吊り橋の往復 13分という観光名所である!!
九州旅行紀
博多着4月7日 14時30分
切符を入れ、乗降口を出ると フッチーさんが“ここ!ここ!”と笑顔で迎えてくれ、すぐ後に続いて駅舎を出る。駐車場からプリウスが現れ リュックを入れてもらい乗客となる。2時間程で長崎へ。
今夜の宿は 東横イン長崎駅前店です。
夕食は 五島列島産の魚を扱う料亭にて…小座敷へ案内され お父さんは日本酒、フッチーさんは生ビール。寿子も生ビールにて まず乾杯! 超新鮮なシマアジ、ウニ、海老など…お父さんは大満足!!
私共に四日間付き合って九州を案内してくれる渕上さん、この旅が安心で楽しい旅になることを約束してくれるかのような長崎の夜でした。
了解しました。昨夜の淡雪も溶けて♪ の日差しが暖かい週末を迎えました〓100日余りの厳しい冬が終わり待ちかねた今日〓さらさらながれる雪解け水の回りには〓チャンメロが顔をだしてきました…お父さんがつんできたので早速ふき味噌を作り〓春一番の味をいただきました〓先々週のお知らせと違い〓今日は嬉しいおしらせですー一昨年の小屋スタッフだったときちゃんが丈夫な女の子を出産されました〓〓とき!おめでとう〓〓お次は誰でしょう〓楽しみですね〓私たち二人も元気に今日を迎える事ができました。1日1日を大切に過ごして…皆さまへ感謝しながら過ごして参ります〓とりあえずの予定は来る7日から11日まで熊本の阿蘇山方面へ行ってきます〓〓九州に詳しい渕上氏が同行してくださいます〓それでは行かせて頂きます〓
じゅんちゃさんの原稿を代理投稿)
山梨県北杜市で開催された「NHKのど自慢」。
「船窪道しるべの会」会長である鳥居さんが激戦の予選を勝ち抜き
「NHKのど自慢」に出場を果たしたことは会員として嬉しく思います。
舟木一夫の「高校三年生」を熱唱しましたが残念ながら今一歩でした。
きつい学生服がとても凛々しかったですよ。
この次は船窪小屋で美声を披露していただきましょう!!!



(代理投稿)
先日、仕事で行った先が桐ちゃんの家とは知らず
帰りがけに桐ちゃんから声をかけられビックリ!!!
桐ちゃんも帰りがけまで私とは気が付かなかったようです。
大きなお腹で出産まじか。第2子で元気な赤ちゃんを期待
しています。ここのところ元、前小屋番の出産ラッシュで
じゅんちゃは嬉しい限りです。
信州 安曇野 穂高 じゅんちゃ
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