北アルプス ランプの山小屋 船窪小屋

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こんにちは。
 
一昨年小屋でお世話になったひかるです。
 

 

私事をこちらに載せていいのか、少し悩んだのですが、おかあさんからご依頼を頂戴しましたので思い切って。
 

  

先日(6月16日)、結婚のお披露目をいたしました。

 

 

 船窪のおとうさんおかあさんにも主賓としてご出席頂き、ご祝辞もお願いしてしまいました。

祝辞

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いよいよです!7月1日の小屋開けを前に今日から、入山して準備です。青い屋根の船窪小屋は厳しい冬を乗り越えて私達を出迎えてくれました。今日は天気もよく、半分位の布団を干すことができお天道様に感謝!劔、立山、槍、穂高・・・全部丸見え〜気持ち〜是非ともこの船窪へお立ち寄り下さい。小屋付近の稜線にはまだ雪が残ってるので心配な方は軽アイゼンを持ってくると安心かもです。
ステップは着けてあるので安全に歩けます。気を付けて来てください

こんにちは、久しぶりの更新です。そろそろ夏山シーズンがやって来ますが、ここ船窪小屋も夏のオープンに向けて大忙しです。荷上げの日も決まり今年は28日の予定です。7月1日の小屋開けに向けて山のお父さん、お母さんもなんだかそわそわしている今日この頃です。先日発売されました岳人でお父さんこと松澤宗洋氏のページが大きく掲載されました。針ノ木古道復活についてです。是非皆さん読んで、お父さん、お母さんそして船窪小屋の事をもっと知って下さい。山で会いましょう!

我が家の玄関前には2米余りの雪の壁があります。年末から降り積もった雪の量は、例年をはるかに上回るものでした。2月末頃から少しづつ暖かい日があり、そろそろ春かな…と思いきや!!未だ寒い日が続き、今朝は−6℃でした。雪も減ったかと思うと又降りといった有様です。それでも日脚が伸びて、夕方も6時暗くなります。私供、2人共に風邪もひかず、雪かきで適度の運動を与えられる為か、健康な毎日を過ごしております。この分だと今夏も山小屋で過ごせそう!!皆様との再会を待ちながら、雪消えを楽しみにしております。雪の量は多くとも道端のそこそこにチャンメロの芽が生まれています。どうぞ御期待下さいませ。つきましては、今夏シーズンが終了後に「ペンバさんの古里、ネパールへ行こう」という企画が持ち上がっております。中心となる発案者は、私共の朋友である。松本の横内紘一郎さんです。
もちろんペンバさんがガイドとなります。日程は11月初から、中旬を予定(13日間)しております。より詳しい資料は4月中に出来上がります。参加を希望される方、この機械に是非ご一緒いたしましょう。!
船窪小屋は今頃どうしているのでしょうか?きっと風と雪、寒さに耐えながら頑張っていることでしょう。六月下旬私供が訪れるとき何事も無かったようにひっそりと、懐かしく迎えてくれる事でしょう。春風の暖かい日、朝日を浴び、夕日を浴びながら小屋全体が輝いている様が日に浮かびます。そして、そして去年小屋閉め一週間後にインドへ修行に行ったトキが帰ってきます。今日メールが入りこの夏も船窪小屋へ入るという意志を伝えてきました。ヤッター!
3月14日 寿子

今まで降り積もった雪の量は3m近く、

毎日朝から除雪作業に終われていましたが、昨日に続いて今日も快晴となりました。
青い空が私に話し掛けます。 『長い間顔を見せないでご免ね、これからはできるだ
け雲さんを押しのけて顔を出すよ、お日さんにもいしょに出ようって呼びかけるね、
だからアンタも寒い寒いと言わず外に出てきてね、そしてお互い元気を確かめよう ;・・
・・と
わかった”  「お父さん、今日是から浅間山 (せんげんやま)へ行こう”」とゆ
うことで2人で「かんじき』持って出かけました。
白馬連峰の上だけは、帯状の雪雲に覆われていますが、他わ抜けるような青い空、10
時に落倉駐車場着2人出発です。昨日歩いたグループの足跡をたどって登ります。
ふわふわの新雪が林道を包み、ウサギや、キツネ、リス、の足跡が所々に交差して静ま
り返っている林の中栂池スキー場のアナウンスや車のおとが時々風に乗って聞こえる
のみ、今日の天気だけでは木々の芽もまだまだ硬いまま空にむかって突き立っています。
『道しるべスノーシュー』のときは、お父さんのみ参加で私は右足親ゆびに違和感が
あり、昼食係として残りました。
道しるべの初歩きには なんと!かの・・・有名な『山ガール漫画家の鈴木ミキさんが参加して花を添えてくれました。もしかしたらマッチャンの強引な誘いがあったのかも・・・・でも11名参加スノーシュ会員、全員が満足げでうれしかったようです
あの日も想定外の晴れでしたが今日も私と父さんを歓迎してくれた浅間山、すいすい
歩いて鳥居まで行き休憩、浅間山は日本中に百神社前後あるらしく、本山は富士山麓の浅間神社です。どこの浅間神社からも”富士山が眺望できる”といわれています。
お父さんの希望で『これで帰るぞ」となり鳥居で引き返しました。暫く東山連山を眺めてからゆっくり下りながら、鹿島槍、五竜、八方、帰不の瞼、白馬三山、すべてが雲間から眺められ、2時間半行程の脚力トレーニングがおわりました。

集まった孫たちと満足気なお父さん

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あけましておめでとうございます。
年末、年始ともに穏やかな太陽に恵まれました。積雪は1米余り、毎日除雪作業を楽しんでいます。外孫たちは成長し、それぞれ楽しみがあるらしく、年越しには来てくれませんでした。その内「お年玉」もらいにはくるてしょうね。
今シーズンも雪遊びをしたり、プールへいったりしながら体力を作り、夏は二人供に小屋番に行きます。「天空の宿船窪」が登山者の皆様にとって懐かしい心のふるさとであり続けられるように、楽しんで小屋守りをやって参ります。どうか今年が天気のよい山旅であられますよう、謹んでお祈り申しあげます。潜りこんでしまったアルバムを整理し半分は処分しよう!っと思っていたのですが全然減りません。困ったね〜
「幾冊のアルバムページひもとけば祝いごと多き50年の日日」松澤宗洋・寿子

 

 

 

5月27日日曜日、船窪道しるべの会による七倉尾根の落ち葉かきがおこなわれました。

 

七倉駐車場にて。出発前。

七倉駐車場にて。出発前。

 

朝7時、七倉の駐車場に集合したメンバーは16人。

M下さんは、少し遅れてくるとのこと。

ここ数年天候に恵まれない落ち葉かきでしたが、この日はまずまずの天気になりました。

まずは集合写真撮影して出発。

七倉尾根の登山道に積もった落ち葉を熊手などで書き落としていきます。

 

登山口

登山口

 

お母さん

お母さん

 

お父さん

お父さん。ついていくのがやっと?

 

作業風景。

作業風景。

 

 

作業風景2

作業風景2

 

 

M下さんも、すぐに追いついてきました。すぐに作業に加わる。

M下さんも、すぐに追いついてきました。すぐに作業に加わる。

10時ごろ、予定していた地点まで作業を完了しました。

 

おや、こんなところにどら焼きが。

おや、こんなところにどら焼きが。

 

せっかくなので、皆でいただきましょう。

せっかくなので、皆でいただきましょう。

 

どらやき。

どらやき。

 

どらやきのあるときー♪

どらやきのある時ー♪

 

おとうさん、ようやく到着。

おとうさん、ようやく到着。

 

「お父さん、どらやき食べますか?」

お父さん「いや、いらない」

お母さん「やっとくれ。渡したら食べるよ」

「お父さん、お父さん、こっちは栗入りですよー。こっちにしますか?」

お父さん「あ、ああ。ありがと」

 

 

さて、下山開始。

さて、下山開始。

 

 

石楠花。

石楠花。

 

 

 

げざーん!

げざーん!

 

 

お昼12ごろ、全員ぶじ下山。

大町市の上原(わっぱら)の湯に移動。

わっぱらの湯には見慣れた顔が。

ふっちーさんんでした。

どうやら待ち伏せしていたようで。

 

温泉でさっぱりした後は、大広間の休憩室でおまちかねの・・・

 

 

わっぱらの湯の大広間で

わっぱらの湯の大広間で

 

 

 

お赤飯。ほんのり甘くて、おいしー。

お赤飯。ほんのり甘くて、おいしー。

 

 

 

山菜。たまらーん。

山菜。たまらーん。

 

 

あれ?T中さんは?・・・あ!あんなとこで・・・

あれ?T中さんは?・・・あ!あんなとこで・・・

 

 

では、そろそろお開きで。

 

 

わっぱらの湯の玄関で。

わっぱらの湯の玄関で。

 

 

 

 

 

 

5月27日日曜日、船窪道しるべの会による七倉尾根の落ち葉かきがおこなわれました。

 

七倉駐車場にて。出発前。

七倉駐車場にて。出発前。

 

朝7時、七倉の駐車場に集合したメンバーは16人。

M下さんは、少し遅れてくるとのこと。

ここ数年天候に恵まれない落ち葉かきでしたが、この日はまずまずの天気になりました。

まずは集合写真撮影して出発。

七倉尾根の登山道に積もった落ち葉を熊手などで書き落としていきます。

 

登山口

登山口

 

お母さん

お母さん

 

お父さん

お父さん。ついていくのがやっと?

 

作業風景。

作業風景。

 

 

作業風景2

作業風景2

 

 

M下さんも、すぐに追いついてきました。すぐに作業に加わる。

M下さんも、すぐに追いついてきました。すぐに作業に加わる。

10時ごろ、予定していた地点まで作業を完了しました。

 

おや、こんなところにどら焼きが。

おや、こんなところにどら焼きが。

 

せっかくなので、皆でいただきましょう。

せっかくなので、皆でいただきましょう。

 

どらやき。

どらやき。

 

どらやきのあるときー♪

どらやきのある時ー♪

 

おとうさん、ようやく到着。

おとうさん、ようやく到着。

 

「お父さん、どらやき食べますか?」

お父さん「いや、いらない」

お母さん「やっとくれ。渡したら食べるよ」

「お父さん、お父さん、こっちは栗入りですよー。こっちにしますか?」

お父さん「あ、ああ。ありがと」

 

 

さて、下山開始。

さて、下山開始。

 

 

石楠花。

石楠花。

 

 

 

げざーん!

げざーん!

 

 

お昼12ごろ、全員ぶじ下山。

大町市の上原(わっぱら)の湯に移動。

わっぱらの湯には見慣れた顔が。

ふっちーさんんでした。

どうやら待ち伏せしていたようで。

 

温泉でさっぱりした後は、大広間の休憩室でおまちかねの・・・

 

 

わっぱらの湯の大広間で

わっぱらの湯の大広間で

 

 

 

お赤飯。ほんのり甘くて、おいしー。

お赤飯。ほんのり甘くて、おいしー。

 

 

 

山菜。たまらーん。

山菜。たまらーん。

 

 

あれ?T中さんは?・・・あ!あんなとこで・・・

あれ?T中さんは?・・・あ!あんなとこで・・・

 

 

では、そろそろお開きで。

 

 

わっぱらの湯の玄関で。

わっぱらの湯の玄関で。

 

 

 

5月5~6日 船窪小屋山行
今回5月連休3年連続3回目でしたが今回か一番雪が少なくほとんど
夏道を登りました。
雪で塞がれた部分もあり足が抜け落ち時々難儀でした。

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「山姥会」のみなさん、岡本さん、福島さん、きりえ”風”のみなさん、ご苦労様でした。

朝早くからの展示、また一週間の受付当番、そして最終日の片付けとお疲れ様でした。

礼子さんしっかり見えていましたか?沢山の人があなたに逢いに来てくれましたよ。あなたを懐かしむ声が聞かれました。
長い間積み重ねた作品に”凄い”と感動を口にされていました。
毎年5月の発表会を楽しみにしていたという人も、もう作品が見られないと寂しいという声もありました。
多彩な能力を持ちながら早すぎる死を惜しむ声が聞かれました。
「山に還る」を読んで感激して見に来たという人もいました。

礼子さん、あなたが愛した”船窪小屋”大好きなお母さんがいちばんに来てくれましたよ。
フッチーさんも駆けつけてくれて礼子さんの作品をビデオに収めてくれました。
フッチーさんは終盤の土曜日に再度訪れてカメラに撮ってくれました。

最終日の日曜日にはあなたが”娘”とした西川さんが京都から来てくれましたよ。
お母さんは橋本洋子さんのところにもお参りに行きました。

洋子さんは7月に礼子さんの慰霊に初めて船窪小屋に登ったばかり、洋子さんはランプと囲炉裏、小屋の雰囲気に触れ、お父さんお母さんに会っていっぺんに”船窪”が好きになっていました。
まさかの滑落事故、余りにも突然にあなたの側に逝ってしまいました。
人間横山礼子の生き様の一端が窺える「山に還る」を作っておいて良かった。
あなたを想い、あなたに逢いに沢山の人が足を運んで下さった「個展」を開いて良かった。
私達も久しぶりの顔、懐かしい顔にまた初めての人から声をかけられたりもしました。
一週間会場を包んだ空気、温かく優しい静かな感動、私たちはそれをこれからの励みとしましょう。

10月の連休、船窪小屋は閉める準備、集まったみなさんはお父さん、お母さんの結婚50周年を祝いフッチーさんの”喜寿”のお祝いをしたそうですよ。

礼子さんに”小屋開けの手伝いに行かない?”と誘われて登り始めた船窪小屋。今はおやつを途中の木にぶら下げて先に登ってしまうあなたは居ないけど。
七倉岳に眠るあなたにまた会いに行きますから。

西崎