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晴れのち曇

小屋開けが終わり、ヘリコプターを待つばかりとなりました。
外科医ではお父さんと今年バイトしてくれる谷川さん、ベルグのみんなが大忙し
で準備していることでしょう。朝5時電話すると「今出るとこだ」とおとうさん。
「上は天気もいいし、待ってるね」と急いで全員朝食を済ませ、外のベンチを外して準備OKとなりました。「7時にはヘリポートへ到着、そして一番の荷上げになるぞ」とのこと。
稜線の雲境はだんだん下がってきます。 続きを読む… »

目覚めたのは戸外にサッサッサッという足音を聞いたからです。まさしくそれはおさんぽ隊長さんの足音でした。スポーツ刈りの人なつこい目が、鐘を鳴らしながら「おはようございます」と立っていました。 続きを読む… »

いよいよ、2010年小屋開き準備の日がやって来ました。
昨年秋から悩まされていた左膝の痛みも2週に一度のヒアルロン酸注入により、少し治ってきました。
今日は登り口からストックを使って登ります。
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20100522202130長い冬の季節が過ぎ、七倉の森に柔らかな光の粒が、舞い降りてきました。

雪が姿を消して・・どれだけの時間が経ったでしょう。

厚く積もった落ち葉は雪に被われていた間に豊かな恵みの寝床に姿を変え・・・そこいらじゅうに小さな命のドラマが始まっています。 今日は・・・私がずっと楽しみに待っていた日です。朝から糸のように細い雨が静かに静かに、この森を濡らし・・・むせ返るような緑の香りがたちこめています。命の香りがします。

皆様は私が誰だかお分かりですか? 続きを読む… »

記事は岳人編集部様の綿密なアンケートにより当方がお答えした内容と合致しており、北アルプスの片隅でほそぼそと営みを続ける我が小屋では貴重な記事を取り上げていただきまして、とてもありがたく、読者の皆様&岳人の皆様におかれましてはこの記事によって我が小屋を山行計画のひとつに入れていただければと思います。
ところで、記事を御覧になられた方にはグローバルに『ユーザー登録・会員登録しませんか』という軽い意味合いでのお誘いと受け止る事もできる記事となってしまいました。
草刈りといいましても、登山行動における危険にあわせて作業による危険も含まれますので、本来ならば、個々面接等行ってふさわしい協力者を募るべきなのですが、新緑盛んなこの時期、小屋開けの迫る当方としてもそこまで手が回らず、今回「お知らせ」として記事に載ったかたちと相成りました。
今のところ個人様にかかる危険に対して何ら保障できる状況ではありません。
このことを踏まえて、お手伝いいただけるかた、お気軽に船窪小屋までお電話ください。

尚、岳人6月号に記事中の電話番号は誤りです。無関係のかたにつながってしまいますので電話はしないでください。

船窪小屋 090-2409-6311


寄り道したり・・・道草をしたり・・・

かくれんぼをしたりしていた、いたずら好きできまぐれの妖精がようやく、栂池にも ようやく本格的な春を運んできたようです。
そんな4月29日、ベルグハウスに、南極での任務を終えて帰国したまりさんをお迎えして・・・20人の懐かしい顔が集まりました。
南極でのお仕事の様子、昭和基地での日々の生活、感動的なオーロラや白夜、荒れ狂うブリザード、青く輝く氷河、ペンギンやアザラ シ・・・。
日本に住んでいる私たちにとって、想像もできないような「非日常」の遠い世界の出来事が、まりさんの400日の「日常」そのもので あったことを知る貴重なスライドを見せて頂きました。 続きを読む… »